また今度
- カテゴリ:人生
- 2010/07/28 22:08:47
猫が好きだ
猫のほうでも私の気持ちを知っているらしい
毎日いろいろなお猫様が訪問してくださる
どうやら口コミで
「あの家に行くとまかないが出るらしい」
というのが近所の野良猫ちゃんたちに知れわたっているみたいだ
猫はピンポンが押せないのでかわりに「ニャ~!」と鳴いてわたしを呼ぶ
来る順番も打ち合わせしているらしく、一人ずつか
常連が新参者を連れてくる、というパターンがほとんど
でもわたしはここのところ忙しくて
一昨日は父の通夜で昨日告別式と葬儀だった
父には「先生を囲む会」というのがあり、その囲む会のメンバーだけでも何十人・・・
しかも父が亡くなって初めてしったのだが、囲む会のメンバーの殆どが大企業の社長とか、社会的地位のあるひとばかりなのだった
父が亡くなってから電話対応に追われ
通夜と葬儀に参列してくれたかたの接待に追われ
父のために泣く暇さえなかった
で、昨日疲れきって帰宅したら、アパートの玄関前は猫が鈴なりで、どてら親分というボス猫から近所の飼い猫の三毛ちゃん、まだ小さいちびっ子達まで勢ぞろいしていた。
飼い猫2匹は玄関のドアをあけたらわたしの帰宅を待っていてくれて
この熱帯夜に添い寝してくれました
そういえば実家の父が可愛がっていた猫はいままでトイレの失敗なんてしたことなかったのに、父が亡くなって家に帰ったら、トイレの外側に用をたしてあった
そして父親が亡くなる前日と当日は全くゴハンを食べなかった。
私なんて、通夜と葬儀に参列してくださった方たちとどれだけ飲んで食べただろう・・・。
今日は疲れて一日中寝ていたのだが
目が覚めて
自分が昨日まで普通に飲み食いしていたことが急に恥ずかしく、情けなくなってきた。
しかも昨夜は歯を磨かずに寝た
父親は死ぬ前に酸素吸入器をもぎとって歯を磨いていたのに・・・。
わたしはそんな潔癖で頑固だけれど、どこかユーモラスで何をしても憎めない父が大好きだった。
それなのに父には「私はお父さんが好きでした。今までありがとう」というのが
とうとう伝えられませんでした。
言えなかった言葉と最期に食べたがっていたお寿司・・・。
お父さん、私は来世すし職人になります1
毎日代わる代わる訪問してわたしを癒してくれます。
はづきさんのおっしゃるとおり、昨日今日は疲れがドッときました。
いや、父はもっと苦しいのに頑張ったんだから・・・と思うのですが、体がいうことをきかないのです・・・。
うちは両家とも猫好きばかりで、実家には猫が3匹、旦那の実家にも猫が1匹います。
どこに行ってもネコに会います♪
猫はかしこいですしね。お父さんの猫は、自分をかわいがってくれた人の死を認識していたのでしょう。
けなげですね。
歯を磨かずに寝るとは、よほど疲れていたのでしょうね。
当時中は緊張感で疲れ知らずでしょうが、家についてふと息をつくとドッと疲れが出るので、風邪をひいたりしないようお気をつけください。
疲労は数日後に来るということもありますし。
父が可愛がっていた猫は父が亡くなる前と亡くなったあとはろくにゴハンを食べていません。
絶対猫は父が亡くなったのを知っているのです。
そして私は自宅の2匹の猫やまかないを食べに訪問してくれる野良猫にどれだけ救われているか・・・。
私は父がもういないという実感がまだわきません。
なんだかすぐ近くにいるような気がしてなりません。
食事は自分で作る気がおきないのでコンビニのお弁当ばかり食べています。
たしかにそのうち怒られそう・・・。最近よく雷が鳴るので怒っているのかな・・・と思います。
大丈夫、サビさんの気持ちはお父様にちゃんと伝わっています。
それよりこれからもご飯はきちんと食べて下さいね。
体調崩しちゃったら天国のお父様に怒られますよ^^