北京で迷子になった日
- カテゴリ:人生
- 2008/10/29 23:00:24
想い出の日といえば、
あれは忘れもしない香港返還の年の、
北京での狂おしい夏の日。
故宮博物館で、友人とはぐれたのです。
帰りは友人と地下鉄で帰ろうと言っていたし、
地図も友人が持っていたから、
お金もろくに持っていなくてタクシーを拾うこともできませんでした。
あの頃はまだ言葉も習いたてで、相手の言葉もほとんど聞き取れなかったのです。
故宮博物院を出て途方に暮れた私に、
人力車のお兄ちゃんが声をかけてくれました。
地図を見せてもらって「語言学院」に帰りたいことを伝えたら、
バス停まで乗せていってくれると言われました。
語言学院行きのバスが出ているところまで乗せていってくれるのかと
勘違いした私は知らないバス停で下ろされ
そこで行き先を何度も確認しました。
どうもそこは語言学院行きのバス停まで行けるバスの停留所でした。
どうにかバスに乗ったものの、目当てのバス停はそのバス路線の途中なのです。
困り顔の私に見知らぬおばあちゃんが声をかけてくれました。
「留学生? どこの学生?」
「語言学院です。語言学院まで帰りたいんですけど…」
おばあちゃんは親切に
停留所に着いた後のバス停までの行き方も教えてくれました。
どうにか停留所で下り、言われた通りの道筋を辿っていくと、
語言学院行きのバスの停留所にようやくつきました。
(助かった…)
と心から思ったと同時に、
大丈夫、親切な人が多いのだもの。ここでなら暮らしていけるとも思いました。
そうして北京の大学を卒業して、無事帰国できたのでした。
うーん、人生というより縁ってすばらしい
一つ一つの出会いって、ステキ・大切だよね!(^-^ ) ニコッ
ぃぃ人たちでよかった(o^ー')bねっ!
人の出会いって、偶然に見えても必然だったりするのかもよ?!
σ(o・_・o)は一人で歩きたいのに、友達宅の人たちが
「一人では危ないからダメ!!」
って、必ず誰かが付き添っていました。
嬉しいんだけど(^ ^;Δ フキフキ…
良い言葉です。
すごいですね
僕も友達とホームステイしたとき、道がわからなくなったときに、たまたま知り合った現地の大学生(あのころはお兄さん)がいて助かったことがありました
人との縁は大事ですよね^^