Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


恋夢 18話

「ごめんね。あたしゆうまと付き合うことになっちゃった」

「あやまんなよ・・・」

「カズマいつもあたしを支えてくれた」

「俺さぁお前があきらめられないから」

「えっ・・・」

「だからあやまんな」

「でもあたし・・・」

「クミはさぁゆうまが好きなんだよなぁ」

「知ってるわよ」

レイカは顔をそらした。

「あいつふられたのにそれでもゆうまの事あきらめずにさぁ今までずっとゆうまにつくしてすげぇなって思った。」

「カズマ?」

「俺も見習おうってさ思ったんだよなぁ」

「あたしはゆうまと別れないわよ」

「いい・・・それでもいい」

「えっ?」

「俺がお前の事好きってだけで。それでいい」

「やめてよ」

「・・・」

「あたしゆうまとカズマに迷惑かけたくない。カズマのせいでゆうまとのんびり付き合えないじゃん・・・やめてよ」

「べつに迷惑じゃなくて俺がそうしたい。知らなかっただろお前は俺の初恋なんだよ。簡単にあきらめろとかいうな」

「あたしはゆうまが初恋なのよ?」

「いずれクミはゆうまの物になるんじゃね?」

「なんで?」

「あいつゆうまのためにどれだけの物犠牲にしてきたか」

「勝手なこといわないで」

「あいつの初恋はお前じゃなくてクミだ」

「あたしが初恋じゃなくていい。いま一緒にいたいのはゆうまだって思えてあたしはいまゆうまといれる」

ガラガラ・・・ゆうまが入ってきた。

「レイカ帰ろうぜ」

「うん・・・じゃあバイバイカズマ」

「あぁ・・・」

「カズマとなにはなしてたん?・・・レイカ?」

「あれっなんで涙がでるんだろう」

レイカの涙がレイカの頬をつたった。ゆうまはそれをみて不安な顔をした・・・

「俺にはお前だけだから」

ゆうまがいった。

ちがう・・・ゆうまにはクミもいる。

「うん。わかってる・・・けどね」

レイカは涙であふれた顔でゆうまに

「カズマにはあたししかいないの」

といった。

「俺にもお前しかいねぇ。今の俺にはお前しかみえないから」

「あたしゆうまと一緒になってよかったんだよね?」

「あたりまえだ。お前なしじゃ俺生きていけねぇ」

「あたしをはなさないで・・・」

レイカはゆうまの胸の中に抱きついた。

「はなさないから・・・何があってもお前だけを好きでいるから」

これがあたしの本当の恋だってレイカはこの時は思ってた。

#日記広場:自作小説

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2009/03/05 00:02
この先のレイカとカズマとゆうまの三角関係の行方が気になるよ~☆



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