初恋の思い出
- カテゴリ:恋愛
- 2010/09/25 23:04:01
私の初恋はリバーフェニックスです。
スティーブンキング原作の『スタンド・バイ・ミー』を見て、
私は絶対にリバーフェニックスと結婚したいと思いました。
辞書と首っ引きでファンレターも書きましたが、ポストに投函されずに終わりました。
恋、という感情は全くなかったのだけれど、
小学校に入学してすぐに、三上ひろし君、という男の子と仲良くなり
毎日手をつないで下校するようになりました。
とはいっても
小学校の正門を出ると目の前にかなり交通量の激しい大きな道路があり
その道路のうえに大きな陸橋がかかっていて
小学校の門を出ると
三上君は門を出て右へ
私は陸橋を渡るのがおうちに変えるルートなので
三上君と手をつないで歩く距離はほんの数分でした。
そして、私が三上君と別れて歩道橋を渡りきったところには
毎日、といっていいほど同じクラスの男子数名と
クラスのリーダー格の女の子が待ち伏せしていました。
これは仲良く鬼ごっこをするお誘いではなく
一方的に私を追うために待っているのです。
私はいじめられっ子でした。
鉄橋を渡り終えると
「猫がきたぞ」
という声とともに数名のクラスメートが橋の蔭から現われ、私を取り囲みます。
私は学校で「猫女」と呼ばれていました。
ケンカなどしたときの素早い身のこなしが
「猫みたいだ」
というのでそう呼ばれるようになりました。
実際、私はケンカに負けたことはありませんでした。
何しろ私の父は格闘技のプロフェッサーと呼ばれた人で現役時代は
父がレスリングの試合にエントリーすると対戦相手は出場をとりやめてしまい
対戦相手に困るほどでした。私が子供だった当時はもうコーチに転進してました。
そんな父親に、私は毎日ブン殴られたり、投げ飛ばされたりしていたのです。
わたしはやんちゃだったので、毎日両親に怒られていたのです。
なので、子供相手のケンカなど私には楽勝でした。
陸橋下で取り囲まれた私は、肩から赤いランドセルをおろして右手にブラリと
たらします。まず、全身の力を抜いてごく自然な姿勢デ経つ。これ、基本です。
ジャッキーチエンが映画で
「考えるな、感じるんだ」
と言っていましたが、これは日本の古武術の極意でもあるのです。
私はランドセルを右手にたらしたまま、唐突に校歌を歌いはじめるとテキは
「??????????」
と顔を見合わせます。
そこでランドセルを持って羊の群れに突撃。
ランドセルをテニスラケットのように振り回して悪ガキどもの顔やボディーを
ブン殴って、逃走。
しばらく逃げたところで、あとは追ってくる悪ガキどもを待ち構えて倒すという
ゲリラ戦術をとっていました。
もちろんこんなふうに私がイジメにあっているとは
仲良しの三上君には絶対に知られたくなかったのです。
そんなふうに三上君に隠れてケンカ三昧の日々を送っていたのですが
急遽算数の時間が自習になった時、平穏な日々が破られました。
先生から自習の時間に与えられた課題を解いていると、
「ひろし、猫女と何やってんだよ」
と、私が昨日下校しながらぶん殴ったイジメっ子たちが机の前に立ちはだかっていて、数メートル離れた場所で女子も何人かニヤニヤとこちらを見ています。
こうなったら、観念するしかありません。三上君の前だけれど
私は机の上に飛び上がり、そのままいじめっ子たちの頭上からダイブ。
クチほどにもない男子どもをたちまち蹴散らし、そのあとはまっしぐらに、
驚いて悲鳴をあげている、黒幕女子達めがけて飛び掛りました。
身を沈めた姿勢から渾身の右ストレート。
血がしぶいた・・・
と思ったら、もんどりうって倒れたのは三上君でした。
私が黒幕女子をブン殴る、その瞬間
三上君が絶妙のタイミングで私と黒幕女子の間に止めにはいったのです。
クチの中を切って、血を流しながら悶絶する三上君を前に
言葉もなく呆然とする私。
自習中の教室は騒然。
この日を境に、三上君は私とクチをきいてくれなくなり
私はボーイフレンドを失ったのです。
思い出すと、今でもありありと思い出すことができる、
苦い、苦い思い出です。
かなり遡ってプログを読んでいただき恐縮です。(汗・・・。)
私は子供の頃から父の血を濃く受け継いでいて、スポーツは何でも得意だったのですが、
ことあるごとに
「あいつんちの父ちゃんはもとレスラーだから」
と言われ、自分の実力も父の血筋のおかげみたいに言われることが多くて
そういう評価を受けるのが嫌で、成長するにつれスポーツからは遠ざかってしまいました。
今思えば、とても意気地なしだったのです。
アマレスで7年連続日本一の父親は、子供には荷が重過ぎました・・・。
本は、私の部屋でも日々増殖しております。
亡くなった父の本も私が全部もらうことになったのですが、置き場所を考えて
嬉しいけど、ちょっとゾッとしております・・・。
昨日”タイムマシン”のブログを読ませていただきました
お父さんはアマレスの選手だったのですね
世が世ならサビ猫さんは”アニマル〇〇の娘”化して
オリンピックを目指していたのかも知れないなぁと思いました(^∇^)
ニコ友(ニコ孫?)の女子高生は中学時代は柔道部に在籍していたそうですから
今時は『格闘系女子』の居場所はかなり広いのかも知れませんね^^
実はジオは本好きのクセに本を大事にできない人です
保管も下手で時々カビさせたりしています(苦笑)
本棚の整理も季節に一度くらいしかしないし・・・
おかげで広くもないアパートのいたる所に本の山ができておりますw
ジオさん以上に本が好きなかた、Nさんも興味深いかたですね!
本の置き場は西日が当たらないようにとか、なるべく湿気のないところとか
いろいろ考えるとなかなか決めるのに苦労します。
そのくせ気がつくと部屋中に増殖していたりしますね・・・。
ジオさまと呼ばれると大変照れますので
普通にジオさんと呼んで下さい(^-^;
ハードカバーの友人(今後Nと呼びます)はジオ以上の本好きなんですよ
家を新築する際に蔵書の置き場を一番最初に決めた男で、宮城谷さんのファンでもあります
では、おやすみなさい^^
わざわざ訂正していただいてありがとうございます。
私も時々ハードカバー持ち歩きますが、とても思いですよね。
たまたま古本屋で『仏教用語辞典』と伊坂幸太郎の新刊を購入したので
次の日からホクホクで2冊持ち歩いていましたが、あれはちょっとした筋力トレーニングですな。
お友達の気持ち、よくわかりますよ・・・。
本はいつでもどこでも持って歩きたいです。
訂正しておわび申し上げます^^
ジオの友人に何処へ行くにも読みかけの本を持って出かける男がおります。
たとえそれがハードカバーであろうともです。
なかなかのつわものでしょ?(^-^;
有川浩はまだ『キケン』しか読んだことがないのですが、こちらも面白そうですね。
有川浩は登場人物の性格や設定が面白いですよね。
『キケン』を読んだ時は主人公の上野のキャラに驚きましたが、
上野にはモデルになった人物がいて、有川浩が雑誌のインタビューで
「本人もあんなにヤバイんですか?」
と聞かれて
「本人のほうがヤバイんです。小説ではかなり抑えてあります」
と答えているのを読んで、もっと驚きました。
『図書館戦争シリーズ』も読んでみます。
また読書する楽しみが増えて嬉しいです。
しかし、昨日もお話していて思ったんですが、ジオさんかなり本読んでらっしゃいますね。
私はまだまだ不勉強です。またいろいろご指導お願いいたします!
これは黒幕女子を庇ったのですか?だとしたら『ふ~ん、そうなんだ』てな感じですね。
それはそれとして見事な『格闘少女』だったサビ猫さんにお薦めの小説をひとつ。
有川浩の『図書館戦争シリーズ』はいかがでしょう?
主人公の『川原郁』なる女子が『格闘上等・熱血バカ』でとにかく男前(^-^;
(野生の女とも言いますが^^)
その胸のすく暴れっぷりとは対照的に『激甘』の恋に右往左往しながらも
一直線に突き進む様はまさに『やんちゃ娘、恋に生きる』です(^∇^)
お心に留まりましたらばぜひご一読を^^
ネコ衛門さんもプログに小学生時代の初恋をかいてらっしゃいましたね。
うう、可愛い・・・って思いました。
私の小学生時代と大違いです。
リバーフェニックスはあのナイーブな感じがとても素敵でしたよね~!
スタンドバイミーのあともずっとファンでしたが、映画そのものはあんまりいいのでてなかったなあ。
リバーが生きていたら、どんな素敵な俳優になっていたか・・・。
さすが と言う感じです
三上君は
自分より確実に強いサビ猫さんに気後れしたんでしょうねー
あ ワタシもスタンド・バイ・ミーのリバー・フェニックス
大好きですー(oェ`●)ノ【Loυё】ペタッ
女性はそれぐらい用心深いほうがいいですよ。
自分の身は自分で守らねば。
そのうち護身術でもプログで書いてみようかな。
ゴルゴ13のその台詞、カッコよくてシビレますね!
子供の頃のわたしが、りんさまの子供だったら、毎日怒りっぱなしだと思います。で
夢から覚めたら「息子がこの子で良かった!」とお子さんを抱きしめることでしょう。
息子さんもやんちゃ盛りだと思いますが、まあ、大目にみてあげてくださいね。
初恋はちょっと残念なことになってしまいましたが、女性で強いのは良いですよね。
私は日々、変な人がいないかビビってます。警察の軽犯罪お知らせメールなどに登録したり。
マンションに入るときもキョロキョロ、エレベーターは誰とも乗り合わせないように・・、エレベーター降りてキョロキョロ、非常階段確認、玄関前でキョロキョロ・・。素早く家に入って、玄関はWロック。
猫好きだけど、気持ちはラビットです。
「おれが、うさぎのように臆病だからだ… だが…臆病のせいでこうして生きている…」ゴルゴ13
↑座右の銘にしてますw
その現場を是非見てみたかった~(野次馬根性!?)
知らない女性に頬をたたかれたり、電車で髪を切られたりって、
それって通り魔みたいじゃないですか!ひどいですね!
かっぱくんさんにそんなひどいことをする奴らが憎いです!
自分の身は自分で守らなくてはならないとはいえ、
人に危害を加えて平気な顔してるやつらが何の罰もうけずにデカイ顔してそのへん歩いていると思うと
すごく悔しいですね!
そんな奴らがいたら絶対警察につきだしてやりたい!
とかいってまた私が周りに通報されて逆につきだされたりして(実際そういうことがありました)
とにかく許せん!
そいつらが、いつかちゃんと痛いめにあいますように・・・。
そうなんです。じつはまだまだ武勇伝がたくさんあります。エヘン。
というか、とっさに体が動いてしまって、危害を回避してしまうんです。
でも以前プログにも書いたように、過剰防衛で何故か逆にお縄になってしまったりとかね。
私が危害を加えられてる瞬間を目撃した人がいないと、私が一方的に暴力ふるってるみたいになるので
誤解を受けがちな武勇伝なんですけどね。
私は、誰かに 殴られたことは あっても、誰かを 殴ったことは まだ ないです。
エレベーター 乗った途端に 知らない女性に 頬を叩かれたり、
電車に乗ってたら いきなり 髪を切られたり とか ありますけど ...
面倒なので、適当に やられて やりすごすことが 多いです。
やりますね、サビ猫さん ... 王道をいく サビ猫さんが 神々しく見えます。
やさしくなければ 生きていけない、タフでなければ 生きていく資格がない?!
最後はちゃんと初恋のお話になってるとこがスゴイです^^
以前の痴漢撃退のお話もですけど、サビ猫さんはまだまだたくさんの武勇伝がありそうですね。
わたしも自分の書いた内容見て、タイトルと内容全然ちがうじゃんwと思いました。うひw
ただのケンカ自慢プログになってしまいました。うひw
三上君はその後、吹奏楽部で一緒になりましたが、もうあんまり仲良くしてくれませんでした。
戦いの前に歌うのってロマンチックでしょ。
首狩続も狩りの前には歌うみたいだし、高校球児も甲子園で歌うし。
さすがです。
素早い動き、並はずれた跳躍力、宮本武蔵バリの戦術
頭が下がる思いです
私にもそのような能力があれば今頃は憧れだった忍者の職に就いていた思うのですが
残念ながら私は運痴なお子さまだった為に早々にその夢をあきらめてしまいましたw
三上君の事は切ないですね。
小さかったとはいえ男の子、やはり女の子に倒さたという自分が恥ずかしかったのでしょうか?
話したいけど話せない、一緒に帰りたいけど弱虫と思われてるんじゃないか・・・そんな事を考えていたのだろうと思います。
ところで、今でも戦いの前には校歌を口ずさむのですか?
うひw