Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


恋夢 20話

カズマがたおれたの!!
病院いるからきて・・・

それは突然のみゆからのメールだった。レイカは走って病院に向かった。

「どうしたの?」

「カズマがね・・・」

みゆがなきそうな顔でレイカを見つめた。

「あたしがカズマの家に遊びにいったの。そしたら玄関にカズマが倒れててずっとレイカの名前呼んでたから・・・」

「家族は?」

「えっ・・・レイカしらないの?カズマ両親が離婚しててお父さんについたんだけどそのお父さんがなくなったのよ」

「そうなんだ・・・」

「カズマくんのご家族いらっしゃいます?」

お医者さんが呼んだ。

「あたしが・・・」

みゆがいった。

「あたしもいきます」

レイカもいった。

「カズマ君すごくのんでますね。たぶんそのせいでしょう・・・」

「えっ・・・お酒をですか?」

レイカがきいた。

「あのバカ」

みゆがいった。

二人はカズマの病室にはいった。カズマは寝ていた。

「みゆ帰っていいよ・・・」

「えっでも」

「ここまでカズマに付き合ったんだからつかれたでしょ?」

「ごめんレイカ」

「うん・・・」

病院から出たみゆは空を見上げて

「かなわないや」

といった。

「カズマ・・・」

レイカはカズマの手を握った。

「バカねぇ・・・こんなに酔いつぶれるまで飲むなんて」

カズマが「レイカ・・・」といって涙をながした。

「何よ?」

「レイカ・・・」

カズマはずっとレイカの名前をよんだ。

次の朝カズマが目を覚ますとレイカがカズマに寄りかかって寝ていた。

「・・・」

レイカが目を覚ました。

「あっ・・・カズマ」

「なんで俺病院にいんの?」

「あんたが酔いつぶれたからでしょ?」

「お前ずっとついててくれたん?」

「そうでしょ朝食いるでしょ?なんか買ってくるわ」

といい部屋からでようとした。

「レイカ」

カズマがレイカを呼んだ。

「何?」

レイカはふりむいた

「ありがとな」

カズマがいった。

「うん」

レイカは戻ってくるとカズマに朝食を食べさした。

「なんでそんなに飲んだの?」

「・・・」

カズマは下を向いた。

「あんたまだ未成年じゃん?」

「ごめん」

「バカよねぇ」

レイカはカズマを見つめた。

「送ろうか?」

「いい・・・自分で帰れる」

「そう。じゃあいくわね」

レイカの帰る姿をみてカズマはため息をついた。

「カズマ君ちょっといいかな?」

医者がカズマを呼んだ。

「あっはい」

レイカが家に帰るとみゆがいた。

「今日の分のノート」

みゆはそういってノートをレイカに渡した。

「えっ?」

「うつしなよ」

「ありがと」

「レイカ・・・」

みゆが下唇をかみながらいった。

「何?」

「カズマとあたしは本当の恋をしたとおもってたんだぁ・・・ゆうまには一目ぼれだったんだけどね」

「うん。。。」

「カズマの気持ちわかってるんでしょ?」

「えっ・・・」

「あんなに飲んでたのきっとレイカのせいだよ。飲んでわすれようとしたんだよ。あいつお酒無理なのに」

「うん・・・」

レイカは下を向いた。

「答えてあげてよ・・・カズマに」

「でもね」

「ゆうまにはクミがいる。あんなにゆうまは思われてる」

「あたしは・・・」

「何ですか?」

「カズマ君ねぇ・・・」

医者は深刻な顔をしていった。

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