恋夢 21話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/06 14:05:06
カズマは泣きながら真っ暗な商店街を歩いた。
。。。ピロリン
メールが届いた。
カズマ?
レイカです・・・
今少しだけ会えないかな?
カズマはレイカが指定したお店に向かった。涙を手でふいて・・・
「何?」
「あたしのせいであんなに飲んでたの?」
「違うって・・・俺がただ飲みたかったから」
「カズマ・・・ごめんね」
「あやまんなよ」
レイカはそっと下をむいた。
「もともとお酒無理なんでしょ?」
「レイカあのさぁ・・・」
「えっ何?」
カズマは目をつぶって
「なんでもない」
といった。
「何よ?気になるじゃない」
「俺お前あきらめるな。お前にたいする恋心がなくなった」
「えっ・・・」
「だからもう付きまとわないから」
「カズマ?どしたの急に・・・」
「もう俺はお前を好きじゃない。キライだから帰れ」
「何よ・・・最低ね」
レイカはそのまま店を出た。
・・・知らなかった。カズマに愛されない事がこんなにつらい。あたしはカズマ
が好きなんだ今まで愛されてるだけで満足してた。こんなことになってなんで
自分の気持ちに気づいちゃったのかな
レイカは泣いた。同じときカズマも涙を流していた。
「レイカ・・・好きだ。大好きだ」
家に帰り部屋にいたレイカはまだ泣いていた。
「みゆ」
次の日レイカは真っ赤な目で教室に入った。
「どうしたの?レイカ」
レイカとみゆは屋上に上がった。
「あたしカズマが好きだった」
「えっ両思い?おめで・・・」
「でもね」
「何?」
「あたし昨日カズマにふられちゃった。」
「いいじゃん別にさぁ」
「えっ?」
「カズマはいままでずっとそんなんだったんだよ?今度はレイカがカズマを愛してあげなよ」
みゆはそういってレイカに笑った。
「みゆ・・・」
「でもそうなったらゆうまはどうするの?」
「わかんない。結局あたしがみんなをふりまわしてるんだよ」
「みゆはさぁずっとレイカの相談のるよ?」
「みゆ・・・ありがとね」
「あたりまえだってだってみゆ達親友でしょ?」
「うん」
レイカはみゆに抱きついて泣いた。
「大丈夫だよ・・・レイカ」
「とんでもない事きいたな・・・」
カズマがいった。カズマはそれを屋上で聞いていたのだ。
「うれしいけど・・・最後に悲しむのはレイカだから」
カズマはその場に座り込んで泣いた。
「俺・・・ガンなんだよ」
恋は複雑で・・・からまった糸はなかなかほどけなかった。




























カズマ、大丈夫かなぁ??
読んでくれてメッチャ感謝だぉwww
しっかりしてよぅ!!!!!!!!!!
コメ多謝~♪
続き気になるょ。。。
読んでくれてありがとうなのらぁ★☆
ブログ広場でみつけ、一話から見させて頂きました^^
ストーリーの構成力が素晴らしいですね!
これからも楽しみにしています。