Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


恋夢 28話

「カズマ」

レイカは314号室に入った。

「おっお前なんでここにいんだよ」

「ごめん・・・あたし知ってたんだ」

「えっ?」

「いいじゃん・・・あたし達友達でしょ?」

「あぁ・・・そうだな。俺ら友達だったな」

レイカはカズマをみつめて

「あたしカズマの力になりたいから」

といって病室を出た。

レイカはあきらめない事にした。絶対カズマの病気を治すと心に決めていた。

「友達か」

カズマが病室の窓から空を見上げてつぶやいた。

そのときレイカは一生懸命に自分の通帳をいじっていた。

「貯金が650万で・・・」

レイカはお父さんは普通のサラリーマンという平凡な暮らしだったが、レイカ

がモデルとして小学生から高校生の人気NO1モデルになっていたため月に

もらえるお給料は高く、貯金もたまっていた。

「あたしカズマにつくすからね」

次の日レイカはある決心をして学校に向かった。

「みゆ・・・相談のってくれない?」

「いいよ」

「えっと・・・屋上がいいなぁ」

「うん、わかった。でもなんの事?」

「えっとね、カズマの事なんだけど」

それを聞きゆうまが二人の後をつけた。

「あのね・・・」

「うん」

「カズマねガンなの」

「えっ」

ゆうまは驚いた顔をしてその場に座り込んだ。

「みゆには親友だしいっておきたかったの」

「それでカズマはどうなの?」

「今は病院に入院中なんだけどね・・・結構ヤバいみたいなんだぁ」

「そんな」

みゆは泣き出した。

「泣かないで。あたしあきらめない事にしたから」

レイカは言った。

「レイカぁ」

みゆはレイカに抱きついた。

「あたし今日もお見舞いいくけど・・・多分あいつみんなに隠したいと思うんだ。だからさぁお見舞いに行くのはもう少し待ってくれない?」

「うんわかった。・・・カズマを助けてあげてね」

「うん・・・絶対助ける」

みゆは涙をハンカチで拭きながら

「言ってくれてありがと」

といった。

「嘘だろ・・・カズマがガン?」

ゆうまは手を握り締めた。

心は揺れつづけるままで止まることを知らなかった。





#日記広場:自作小説

アバター
2009/03/08 12:39
レイカに頑張ってもらいたいです~♪
アバター
2009/03/08 06:27
これで皆に知られてしまったね。カズマのガンの事・・・・・・
でも、レイカしかカズマを救えないと思うから頑張れ!!
作者の❤姫❤ちゃんも執筆ご苦労さま♪
アバター
2009/03/07 21:00
うん!!
がんばるw★
みいチャンもねぇ~♪
アバター
2009/03/07 20:58
レイカもカズマも頑張って欲しい!!

姫ちゃも頑張ってっ♪



Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.