Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


恋夢 30話

「最近デートとかしてねぇな」

ゆうまが言った。

「えっ?何・・・急に」

「いや・・・なんか」

「デートしたいの?」

「お前といる時間が多いほうがいい」

「・・・」

レイカは照れてて少し赤いゆうまの顔をじっと見つめた。

「お前明日あいてる?」

「うん」

「じゃあ久しぶりにどっかいかね?」

「いいケド」

「やった」

「そんな喜ばなくても」

「じゃあ朝の10時でいいか?」

「うん・・・あっやっぱ3時くらいがいい」

「は?あんま一緒にいれねぇじゃん」

「だめ?」

「絶対遅れんなよ」

「・・・うん」

レイカは少しでもカズマのそばにいてあげたかった。

「あの・・・」

「何カズマ君」

「これまだ少ないけど入院代です」

「ああ・・・それならいいのよ」

「えっ?どうしてですか?」

「あなたのお金をほかに払ってくれた人がいるの」

「誰ですか?」

「さぁ・・・たしかなんとかレイカっていう子だったわ。千万もってきてね」

「えっ・・・」

カズマは看護師さんにあたまをさげて病室に帰った。

「あいつ・・・なんで」               

次の日の朝レイカは病院へむかった。

「カズマ」

「お前余計な事しなくていいから」

「何のこと?」

「お前が俺の入院代とかだしたんだろ?」

「何でしってるの?」

「今看護師さんにきいた」

「違うのあたしね・・・」

「俺のことにかまうな」

「カズマが好きなの。だから力になりたいの」

「・・・」

「ねえカズマ」

「俺だってお前が好きだ。でも俺はガンなんだよ」

「関係ない。どんなカズマでも好きっていったじゃない」

「あきらめてくれ」

「いやよ」

レイカはそういってカズマにキスした。甘いキスを・・・

「今日はついてないな・・・」

ゆうまはそうつぶやいて静かに病室のドアをしめた。

好きっていう言葉はいい言葉でもあり・・・時に人を狂わす。

#日記広場:自作小説

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2009/03/10 18:23
最後の言葉かっこいい☆
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2009/03/09 17:17
レイカやっとカズマに告ったね。そしてキスまで。意外と大胆だね。

しかし、ゆうまは衝撃の場面を見ちゃった。

レイカ、ちゃんとゆうまにホントの事言わないといかんよ。カズマがスキだって。
だって、ゆうまがこのままじゃツライじゃない・・・・
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2009/03/09 16:39
怖い~
最後の一言怖い~

甘いキスとかカッコイイ~

ゆうまかわいそぉ~

次気になるょ~
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2009/03/09 16:33
見ましたッッ!!
ゆうまかわいそぉですね。。。

カズマ複雑ですね・・・・・。



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