恋夢 40話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/15 14:09:36
カズマの意識が戻り病院に帰ってきたという連絡を受けた。
1週間前もどってきたらしい。
レイカはみゆをつれて病院に向かった。
「カズマ。久しぶり」
レイカはびょうしつのドアを開けた。
「あっ・・・姫野?」
カズマが言った。
「えっ?」
レイカが聞きなおした。みゆもカズマを疑うように見つめた。
「あたしは?」
みゆがきいた。
「えっ?みゆだろ?」
カズマが言った。
「もうカズマからかわないでよぉ」
レイカがカズマの肩をたたいた。
「べつにからかってねぇけど?」
「どういうこと?」
「俺が聞きてぇ」
レイカはカズマに指輪を見せた。
「これ覚えてない?」
「何それ?買ったの?」
「ねぇ・・・」
レイカは下を向きながら言った。
「カズマ好きな人いる?」
「いるよ」
「誰?」
レイカが聞いた。
「意味わかんねぇ。なんで姫野にいわなきゃいけねぇの?関係ないじゃん」
レイカの目から涙が溢れた。
「姫野?」
カズマが言った。
「もういい」
レイカは病室をでた。
「レイカ」
みゆが言った。
「カズマ最低」
そういってみゆはレイカを追いかけた。
「レイカ。待って」
みゆはレイカの腕をつかんだ。
「カズマあたしの事・・・」
「レイカ落ち着いて」
「みゆ・・・なんでよ?」
「わからない。医者に聞きましょうよ?」
レイカはうなずいた。
「先生」
レイカは医者のいる部屋に入った。
「カズマが・・・」
「あぁ。おめでとう」
「違うんです」
みゆがいった。
「どういう事だね?」
「あたしのこと覚えてるけどあたしとの思い出忘れてるんです」
レイカが泣きながら言った。
医者はしばらくレイカを見つめていたが
「手術のせいだよ」
といった。
「どういう事ですか?」
「カズマ君は手術の衝撃で君との思い出をなくしたんだよ」
「どうにか取り戻せませんか?」
レイカが聞いた。
「カズマ君次第だね」
「・・・レイカ」
みゆは静かにつぶやいた
・・・あたしとの思い出。カズマは忘れた。じゃあカズマの好きな人って誰?




























カズマ、手術のショックで記憶喪失?!
まさかの展開~(*O*)
どうしようかなぁ
レイカ・・・悲しいな(;ω;)
あんなにがんばったのに…
幸せになれると思ってたレイカ・・・
これからどうなるんだw><