お題「読書の秋に読みたい本」
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/11/14 22:26:24
地球中で、いちばんはじめの生命は海に生まれました。
はるか、はるか昔、太古の海に生命が誕生したとき
その生命にはきっと「意思」というものはなかったでしょう。
子孫を残すために繁殖する。
より有利に自分の遺伝子を残すための
自分の内部に対する戦い、繁殖相手を得るための戦い、外敵との戦い・・・。
そんな果てしない、気の遠くなるような命の鎖が続いているというのに
子供の頃というのは、どうしても原始に帰ってしまうらしく
私も幼い頃は、かなり長い間
海の底のようなところにおりました。
海の底からは、きらきらと光が射し込んできましたし、
時折カモメが群れとなって海上を飛んでいくのもぼんやりと感じていたのですが
私は長い間、自分を包み込む海にこの身を委ね、
物心ついてからも自分が、自分の海の外の存在と接することに恐怖を感じました。
「言葉」
というものを認識したのはかなり遅かったと思います。
幼稚園に入る前だったと思うのですが
母親に本を読んでもらっているときだったように思いますが
「言葉」
というものが、ある日突然に、稲妻のように私の中に入ってきたのです。
私が初めて自分以外の「他者」を意識した瞬間だったと思います。
そして、幼稚園に入って、ある程度「文字」というものがわかるようになると
母親からキキララの日記帳をもらいました。
自分が毎日思ったことを「文字」として残す。
私が「自分のなかの声」を意識したのは「書く」という作業によってでした。
「読む」ことによって、自分以外の他者を認識し
「書く」という作業によって初めて自分で思考することを知りました。
それから、本は、私の大切な友人となりました。
じつは、この
「読書」のお題を心待ちにしていました。
『夏に読みたい本』の時は、訪問者の皆様から
「『永遠の0』が面白い』という圧倒的な支持を参考にさせていただき
『永遠の0』を読みましたが、皆さんが支持しただけあって
夢中になり、泣きながら読みました。
私は歴史小説や時代小説を好んで読むのでついつい偏ってしまいます。
ちなみに私が最近本屋で購入した本は 宮城谷昌光『古城の風景Ⅱ』
古城を巡り 武将達の哀歓を思う 傑作歴史紀行
山本兼一『千両花嫁』
若い夫婦が三条木屋町で開いた道具や。
そこには、龍馬をはじめ、珍しい客がきてー。
幕末の京を描く”はんなり”系時代小説。
東郷隆『狙うて候』
名狙撃手にして「村田銃」開発者。
銃豪 村田経芳の生涯
幕末・明治を駆けた激動の生涯!
それから、訪問者のジオさんに薦めていただいた
有川浩の『図書館戦争』シリーズ
古本屋でゲットした
伊坂幸太郎の『オー!ファーザ』『あるキング』
どれから読むか、真剣に悩んでいます。
本は、いつも私を未知の世界に導いてくれ
私の内なる声に気づかせてくれるのです。
ああ、7月に亡くなった、納戸いっぱいの父の蔵書も読まなくては・・・。
鏡を見て自分が人間であることを自覚してしまった時
ショックですよね。
私も当時大好きなポメラニアンがいたので、鏡を見て悲しくなりました。
だって自分には全然毛が生えてないんですから。
しかし「石とかでよかったのに・・・」って~~~!!!!面白すぎです、それ!
でもそんなに面倒くさがりなわりには、ハウスクリーニング顔負けの掃除テクをお持ちなのが
これまた面白かったりします。
お母様が亡くなられるまで大変だったので、ゆっくりしてくださいね・・・。
海の底のような状態を記憶していらっしゃるとは貴重な体験ですね^^
ワタシは小さい頃に鏡を見て
「コレが自分?」
なんだか知らないけど人間というものになってしまったらしい
石とかでよかったのに。。。
成長しなくちゃならないじゃん メンドくさい(´ω`*)。Oモキュ
とか思ったのを覚えてるのですが
どこまでメンドくさがりなんだか(σ´ω`*)テヘ
最近はあわただしくて ゆっくり本を読むヒマもなかったのですが
お薦めの本 どれも面白そうですね(*^ω^*)
早く片付けメドつけて 読みたいですー
私も宇宙関係の本は大好きです。
小学生の頃からニュートンとか読んだり、
火星を題材にした小説なんかも大好きです。
時々、猫もひょっとして宇宙人じゃないのか?などと考えてしまいます。
生命は宇宙のどこから来たんだろう?
そう思ってつい冬の空を見上げています。
ぼくは子供の今日は小説ではなく、宇宙とか生命とか心理む向けられっぱなしでした。
なのでちょっと古い本はどんどん時代遅れになってしまうのでした。
今になってやっとまともな?童話とか読み始めてます。
『永遠の0』は、たしかりんさんも薦めてくださった記憶があります。
訪問してくれる方のほとんどが「感動した」とコメントしてました。
いい小説ですよね。
ああいう小説がたくさんの人に読まれることによって
戦争とか、戦後の日本の国際的なスタンスがもっと見直されるきっかけになると良いですよね。
良い本とめぐり合えた時って、幸せを感じますよね。
私は、鹿児島出身なのですが、知覧の特攻平和会館に一度だけ訪れた事があります。
この本を読み終わって、改めて訪れてみたいと思いました。
私もまだまだ、読んでみたい本が沢山あります。
本もまたひとつの出会いですよね~
わたしもかなづちなんですが、何故か海草にはあこがれています。
海草は、泳がなくて良いし。
森もいいですね。
私のなかでは『森』と『海の底』はイメージが近いです。
私が死んだら、骨を海にバラまくか、人がめったに立ち入らないような森の奥深くにまかれたいです。
漢字を理解して、読めなかった文章が読めた時、私も感動しました。
世の中にはまだまだたくさん読んだことがない本があると思うと
とっても楽しくなってしまいますニャ~!
私にとってのイメージたる海は、混沌と恐怖。(かなづちだから・・?)
まどろみは、時折日が射す「森」のが良いなぁ~
一人っ子だったから、本を手にするのは早かったです。
字が読めなくても、父の本棚からひらがなだけ読んでたなぁ~
後で漢字も覚えて、全文が分った時の喜びったらなかったですよ。
四方の壁を天井までの本で囲まれた部屋で暮らしたいって
思ってましたよ。(地震があったら困るけど)
自分では読む傾向が決まってしまうので、他人のお勧め本を読む
のは、また新たな発見があって良いものですね。
そうかなー。
あくあぴえろさんのプログを読んだり、あくあぴえろさんが他の方にコメントしてる文章読んでも
直接チャットしてる時も、あくあぴえろさんのボキャはかなり豊富だと思うけど・・・。
あくあぴろさんが読んだだけ、内容はあくあぴえろさんのなかでちゃんと咀嚼されてると感じています。
私の意表をつく突っ込みにときたま怒ってみせたりしているけれど、
じつは結構楽しんでいます。
また遊んでネ!
正確な年齢は覚えてません
それまでは本といえば夏休みの読書感想文のためにしか読んでなかったのですが、あまりにも貧弱なボキャブラリーに焦りを感じ、それを補うために本を読み始めました。
読んでみて「しまった!」という思いに駆られました。
もっと、早い時期にこの本を読んでおけばよかった、この本は中学生くらいの時に読んでおくべきだった・・・読後そのように感じた本が多々ありました。
それからというもの活字中毒に・・・・
ただ、残念ながら、若い頃に比べてボキャブラリーが増えたのかと言うと、そうではなく、読んだ内容は片っ端から記憶から抹消され、それどころか読んだのか読んでいないのかさえ分からなくなってきています。
お陰で我が家には同じ本が数冊と言う事も珍しくなく・・・・
読書はただの暇つぶしになってしまっているのです
脳みそ、もうちょこっと頑張れ!
ぐはっ!
私はミジンコだったんか!
私は自分では
「私の前世は海草かな~ユラユラ~」
なんて思ってたんですが、ミジンコかあ。
でも、ありうる。
筒井康隆は私も大好きです。
最近『ナナセ再び』がまた映画になっていましたね。
それにしても49歳で視力が弱ってるのは早すぎやしませんか?
クリエイティブなお仕事してんのに、大丈夫ですか?^^b
日本文学は背景が解らなかったのであんまり読んでないんです
中学のときに哲学数冊読んだけどさっぱり解らなかったしw
星新一、平井和正、大藪春彦、筒井康隆とアクションやSFばっかでした
宮本武蔵は2〜3年に1度ペースで読み返してましたねw
その後アウトドアやツーリング、レース関係
人体、運動、理容・美容的なやつ
近年は幼児教育関連と美術書(眺めるだけw)
視力が弱って字を見るのが辛い今日この頃です(^^;ゞ
なので、活字離れしてNHKの白熱教室見てますwww