恋夢 43話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/16 20:32:16
「何?」
レイカが言った
「ごめんね。彼氏さん帰ってもらっちゃって」
「彼氏じゃない」
「そっか・・・」
「でも・・・どうしたの?」
「あたしねカズマの彼女なの」
亜衣が言った
「えっ?」
「だからあなたとカズマの関係知っておきたくて」
レイカはしばらく亜衣を見つめた
「あたしとカズマの関係?」
「そう」
「あたしが聞きたい。いつから付き合ってるの?」
亜衣はレイカに笑った。
「ちょうどカズマがここに戻ってきた時。あたしね足がわるくて・・・こけた時カズマが<大丈夫?>っていってくれたんだ。それからあたしたち仲良くなって毎日カズマの病室で話してたんだけど・・・ある日カズマがあたしに告ってくたの。」
「カズマから?」
「うん」
レイカは下を向いた。
「そうなんだ。あたしはカズマの彼女だよ」
「どういう事?」
「カズマね手術のショックであたしとの思い出全部忘れたの」
「嘘・・・」
「これねカズマが手術の前あたしにくれた指輪」
レイカは指輪をそっと指でなでた
「カズマの手術代も入院費もあたし全部出したんだぁ。」
そういってレイカは亜衣をみた
「カズマにつくした」
「カズマの彼女なの?」
「うん・・・」
「でも彼は今あたしを愛してる」
「あたしの事思い出してもらいたい」
「姫野レイカちゃんだよね?」
「そうよ」
「あのテレビ番組で言ってた愛してる人ってカズマなの?」
レイカは黙ってうなずいた。
「もし手術が成功したら俺の彼女になってくれっていってたんだよ?なのにどうして・・・」
レイカは泣いた
「だから泣いてたんだ」
レイカは下唇を噛んだ
「でもね。あたしもカズマが好きなんだ・・・」
「わかってる。今カズマはあなたを愛してる」
「もうカズマに会わないでくれない?」
「えっ?」
「あたしカズマをうしないたくないんだ・・・」
「あんなやつ大嫌い。あたしの事忘れて・・・最低」
レイカの頬を次々涙がつたう。
「でも・・・嫌だ。カズマがあたしのこと忘れるなんて嫌だ」
「嘘だろ?」
カズマは二人の話を聞いていた。
でもねカズマが今愛してるのはレイカじゃなくて亜衣なんだ・・・




























だったらマジ最低~。
ゆうま、ますます 知ったら怒るよね~。
誰が一番辛い状況なのかこんがらがってきたぞ~
なんてなったらめちゃめちゃおもろいと思うww