・・・ピンポーン

「はい」

レイカがドアを開けたらカズマが薔薇の花束を持って立っていた

「どうしたの？」

「結婚して下さい」

これが初めにカズマが言った一言だった

「えっ・・・何？亜衣に告る練習？」

レイカは驚いた

「練習じゃねえよ。本番」

カズマが言った。薔薇の花束をレイカに渡して・・・

「俺のあげた指輪持ってる？」

「え・・・うん」

レイカがその指輪を捨てるわけがなかった。ずっとずっとカズマが好きだった

から・・・

「あれは婚約指輪」

「まったく意味がわからない。とにかく上がってよ」

レイカはカズマを家に入れた。

「で・・・何？」

「だから俺と結婚してほしい」

やっとレイカはカズマが本気で言ってるんだって事がわかった。

「指輪・・・かして？」

カズマがいう。

「うん」

レイカはカズマに指輪を渡した。カズマはその指輪をレイカの指にはめた。

「結婚してくれる？」

カズマが聞いた。

「あたりまえじゃん」

レイカの頬にいままでとは違う涙が流れた。

「大好きだよ・・・カズマ」

「俺も・・・」

みゆの所に結婚式の招待状が届いた。

「よかったね・・・レイカ」

青空の下二人は結婚式を挙げた。

そしてキスして・・・

新婚生活が始まった。

「そういえば亜衣はどうなったの？」

「俺の運命の相手はお前だって気づいた」

「うん・・・それで？」

「あいつは俺の事本気で好きじゃなかったんだって。お前に仕返ししたかっただけだったらしい。一番の理由に・・・俺がお前を好きだから」

二人の笑顔の下には小さな命があった。

・・・運命はある。

ただそれにたどり着くまでに涙も悲しみも苦しみだってある。

でもね本当の恋に出会えるよ。

。。。神様あたしは今とっても幸せです

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