こっちでも公開することにしましたー^^;
- カテゴリ:自作小説
- 2010/12/04 20:20:13
いじめがきっかけで、リスカを始めた。その他にも、過食症なんかの摂食障害も患ったりもした。そんなとき、君はいつもメールをくれたね。
“大丈夫?”
『大丈夫。』
ずっとそう言ってたけど、本当は大丈夫なんかじゃなかったんだ。それをすぐに見抜いていたのは、由梨、君だけだったよ。
「美香、おはよう」
美香は由梨菜の笑顔を見ただけで、ほっとする。根暗で影が薄くて……な美香とは大違い。底抜けに明るくて、存在感かもしすぎで……みんなのアイドルだ。
「由梨、おはよう」
それだけでいい。由梨菜はいつも美香のそばに居てくれる。美香が友達がいないことを知っているから。
「ねえ、由梨、私なんかといてていいの?」
「美香。由梨は美香といたいからいてるんだよ。気、使わなくていいよ」
「ほんとにいいの?」
美香は食い下がった。そんな美香を見て、由梨菜は軽く吐息して言い含めるように美香に目線を合わせた。
「由梨が自分で決めたことだから、いいの」
そんな由梨菜には感謝しっぱなしだ。しかし、相変わらずクラスからのいじめは酷い。シカトされる、プリントは帰ってこない、気付いたら鞄が消えてる……その他語りつくせない。今も、クラス中の女子に睨まれているところだ。そんな視線から思わず首をすくめる。由梨菜がその子たちに呼ばれた。美香は返事しながらそっちに足を向ける。
「大丈夫。美香なら大丈夫」
去り際に由梨菜が囁いた。
「由梨ー、なんであんなヤツと付き合ってんのー?理解できないんだけどー」
「えー、いいじゃん。幼馴染なんだもん」
「あー、じゃー仕方ないよねー。親うるさいもん」
「そうそう」
そう言って彼女たちはきゃらきゃらと笑った。その中には輝く笑顔を持つ由梨菜。その輪の中には入れなくて遠くから眺める美香。由梨菜が美香の視線に気づいて軽くウィンクした。そんなことでも、ちょっと心が軽くなる。
家に着いたちょうどその頃、由梨菜からメールがあった。
“美香、今何してる?”
美香は携帯を握りしめていたが、返事は出来なかった。右手首から血が出ていたから。
ぴろぴろぴろぴろ……
電話だった。
『美香!?返事しないと思ったら、やっぱり切ってるんでしょ!』
「……うん」
ちょっとかすれた声で言うと、由梨菜は怒った。
『バカっ!死んじゃうよ!?何してんの!』
「死んでもいいんだ。逆に死ねて清々するよ」
『大馬鹿!ふざけてんじゃないわよ!死ぬなんて簡単に言葉にしないで!死んだら二度とこっちに戻ってこれないよ!?』
「いいの」
『バカっ!死んだら、由梨がさみしいよ!死んだら悲しむ人、いっぱいいる。クラスのヤツら何か考えないで。それを足しても悲しむ人の方が多いよ!だから、死んじゃダメ!』
「でも、私、いちゃダメなんだよ……」
『誰がそんなこと言ったの!?由梨は全然そんなふうに思ってないよ!?美香がいてよかったと思ってるよ!美香が死んだら、由梨の気持はどこに行くの!?』
美香はしゅんとした。そこまで考えていなかった。浅はかな考えで、大切な、大切な友達を一人、傷付けるところだった。……良かった、まだ死んでなくて……。
「ごめん。また明日から、……ちゃんと生きる」
『それでいいの。もう、死ぬなんて言わないでね』
「分かった」
『約束だよ!?』
「うん」
美香は電話を切った。由梨菜との約束を果たすために、傷口の手当を始めた。
あれからもう、六年経つ。何度か同じことが起ったが、そのたびに由梨菜は美香を正しい道に導いてくれた。傷はいくつか増えたが、美香はちゃんと生きている。
実家近くの坂道を上って来る人影が見えた。美香はそれを見て満面の笑みで両手を上げて振った。
君がいたから、美香はここまでこれたんだよ。ここまで、ちゃんと生きてこれたんだよ。君がいたから……。
うん^^;
大丈夫^^
もう大丈夫だよ^^
ほ、ほし……w
そうですか?^^
そうですねー^^
誰かのために生きてますよね^^
私も出てくると思います^^というより出てこないと困っちゃいますw
そうですね^^
俺に辛いことは絶対~絶対!絶対に伝えてよ?
そいつにカツ入れてあげるからww
まぁ~生きて返すかはその時次第だがwww
本気出したらこっちの方が断トツだからww
元格闘技3種習って段取ってる身だからww
人は誰かの為に生きてるよね^^
自分が大切な人を想うように
きっと自分のコトを大切に思ってくれる人はいるもんっ
もし、今いない人もこれから先必ず出てくると私は思うんだ^^
その誰かの為に命ある限り生きていきたいね^^
大切な人の存在が自分の生きる理由になったりすることも
あったりするよね^^
2人がこれからもお互いを想い生きて欲しいな^^
2人の輪がもっと沢山の輪につながるといいね^^
いやー、リアルにあったこと、まとめたわけですからー(はぃっ!?
いやー、嬉しいです><b
逆にリアルにドキドキした・・・。