Nicotto Town


錆猫香箱日和


婆ちゃんと私達の日曜日

昨日ヤマトを見たので、今日は『武士の家計簿』を見るか、
『最後の忠臣蔵』を見に行くか、朝からとても悩んでおりました。
かたや好きな俳優さんの主演映画、
かたや好きな作家さんの原作の映画化。
おお、神よ、私に決断力プリーズ!!!!!
などと、思いながら、猫らとダラダラ日曜日の午前中を楽しんでおりました。

母親から、婆ちゃんが緊急に手術することになった、と電話で知らされるまでは。



父親が7月に亡くなり、つい先ごろ百か日の法事を終えてからというもの
母親と、少しぼけてきてはいるものの、最近の母と祖母の年寄り2人の暮らしは
平穏そのもののように見えておりました。

だからってね、婆ちゃんはだいぶボケてきているのに
母はちょっと油断しすぎていたみたいです。

2日前、祖母はいつも飲んでいる薬を、母親がちょっと目を話した隙に
四角く切った入れ物ごと飲んでしまったらしい。

「ちょっとお婆ちゃん、大丈夫?!」

「イタタタタ・・・・・!!!!!」

「お婆ちゃん、それ、吐き出しちゃいなさいよ!」

「ああ、痛かった・・・ちょっとのどにつかえたけど、飲み込んだから大丈夫」

「しょうがないわねえ。気をつけてね」

と、まあこの時はこんな程度の会話で終わったみたいなのだ。


で、今日、祖母がひどい腹痛を訴えて苦しみはじめ、
慌てて病院に連れて行き、検査したら腸に穴があいていたのです。

即、緊急手術。


手術前に、医師からは

腸から排泄物の毒がまわり、死に至る場合もあるし
手術がうまくいった場合でも人工肛門になる可能性もあります。


というかなり厳しい見解を告げられ

父の葬儀の時に、生前の
「俺が死んだら葬式でツィゴィネルワイゼンをかけてくれ」
というリクエストで葬儀で流した、
あの、激しくて荘厳なヴァイオリンの音が
私の頭のなかでババーンと鳴り響きました。

また葬式か!!!!!!

と一瞬愕然としましたが、

祖母はかなりツイていたようで、
毒素も体内に回らず、人工肛門になることも免れ
無事に手術を済ませることができました。

ただ、高齢なのですぐに退院できるわけではなく、
しばらくは軽い麻酔と睡眠剤を使用して、回復を待ってから退院になるみたいです。


久々のスリリングな日曜日。

スイマセン、今日は禁酒の誓いを裏切って、コップ1杯だけですが
お酒を口にしてしまいました。
明日からまた頑張りますので、どうかお許しを。

巡回はできる限りするつもりでおりますが
ひょっとしたら回れない日もあるかもしれません。
その時はゴメンナサイ。

ああ、クリスマスイブ、もうすぐですね~♪


ひと足早い奇跡に感謝!!!!!

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