恋する乙女 5話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/23 00:00:45
「卒業かなしいよねぇ」
そんなこと言ったって受験バナ。
「お前どこ受けんの?」
嵯峨がうちに聞いた。となりの席になったし仲がいい。
「恵栄高校だけど?」
「一緒やん・・・頑張ろうぜ」
「うん・・・」
だってうちが合わせたんやもん。
「未来恵栄受けんの?」
あいなが言った。
「嵯峨も恵栄なんやぁ・・・もしかして未来って嵯峨好き?」
あいなに言ったらすぐ広まっちゃう。
「そんなわけないやん」
あいなはホッとした顔をした。
あれ?なんでだろ・・・
自分でいうのもなんだけどうちは鈍感じゃない。
あいな嵯峨が好きなんかなぁ・・・
「あいなはどこ受けんの?」
「うち?うちも恵栄」
「えっ?」
ごめんだ・・・あいなと仲良くする気はない。
うちはあいなが嫌いだから。
淵の大きいピンクのメガネに二つくくり。自分がINキャラなのに人のことをIN
キャラだという。
「夢奈」
ありさだ。うちはこの人が苦手だった。
「何?」
「ピンクのポスカ持ってる?」
「うん」
「かして」
うちとは正反対の人・・・
あっという間だ。1年なんて短い。でもこの1年うちにとっては成功だった。
二重になったし髪はストパーかけてサラサラだしダイエットにも成功した。
うちに告る男子も多い。みんな地味な人ばっかだけど・・・
そんなうちの高校デビュー。
苦労したからねぇ・・・あいなとは仲良くしたくない。
うちって性格悪いのかな。うちの目標は嵯峨の彼女だから。




























二重になるにはニッセンにうってるシリコンをはさむのがオススメです☆★>音夢
どっちもがんばって!
それともアイプチかな。
私は超癖毛なので半年に一度は美容室で縮毛かけてます。