恋する乙女 6話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/23 15:56:22
高校生活が始まる。
うちは髪を茶髪にして巻いた。
今の自分が好きだ。誰が見ても可愛いと思う。
自慢じゃない。ただ自信がもてたんだ・・・
「恵栄高校か・・・」
うちが高校に入る。
「名前なんていうの?」
うちの肩を誰かがたたいた。
「えっ?」
うちが振り向くと髪はボブで目はパッチリしててどこがなじみやすそうな女の
子がうちに笑ってた。
「夢奈 未来だけど・・・」
「未来でいい?まゆは工藤 まゆ。まゆってよんで」
「わかった」
「部活入る?」
まゆがうちに聞いた。
「なんかダルいやん?バイトしたい」
「同感やぁ」
「未来何組?」
「えっと・・・3組」
「まじで?まゆも3組」
「やったぁ」
「教室一緒にいかへん?」
「行く」
3組の教室にはいるとうちは席に座った。
あっ・・・嵯峨だ。
嵯峨は一緒のクラス。それがなによりうれしくて・・・
「まゆぅ」
「りな~」
まゆって友達いたんだ。じゃあうち・・・
「この子未来っていうねん。仲良くしてあげてぇ」
まゆが言った。
「メッチャ可愛い。モデルなったら?」
まゆと一緒にいた女の子3人がうちの傍によってきた。
「彼氏いる?」
うちにその中の1人が聞く。
「いいひん」
うちが答えた。
「じゃあ好きな人は?」
「おんで・・・」
友達になれそうな気がした。
「え~誰?誰?」
「嵯峨・・・」
「うちら協力すんでぇ」
「友達ね」
うれしかった。すごく・・・
「名前教えてくれへん?」
うちが言った。
「そうやなぁ。あっあたしはりな」
「うちはもえな」
「そんでまゆはまゆだポ」
まゆのギャグにみんな笑う。あっ・・・温かいなぁ
「でも嵯峨ってどんな人?」
「えっ?夢奈?」
嵯峨がうちの傍に来た。
「髪そめたんやぁ。似合うやん」
それだけいって嵯峨はうちから離れた。
もうクラスになじんでる。早いなぁ・・・
「誰?さっきの子。バリかっこいい」
「あれ?嵯峨」
「趣味いいやん」
うちは笑った。もしかしたらうまくいくかもしれない。
でもまさか・・・あいなも同じクラスだったなんて・・・どういう運命?




























絶対、うちホレとるねw
なにか起こる予感・・・