恋する乙女 9話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/24 10:34:28
「バイトってどこ?」
「ここ」
連れ込まれたのは薄暗い怪しいお店。
「これ」
まゆが薬の入った袋を見せた。
「さいきんまゆこれにはまっちゃったんだぁ」
「何?」
「ふふっ・・・大麻」
うちの耳元でまゆがつぶやく。
「いいバイトでしょ?」
「・・・ダメ」
うちは言った。
「まゆ帰ろう?」
「おぅ。まゆその子誰だ?」
「未来。まゆの友達」
「すっげぇ可愛いじゃん」
「あの・・・」
「君も大麻したいの?」
怖い以外に何もない。
「ごめんなさい」
うちはそういってその場から離れた。
「なんだ?あいつ・・・」
「可愛いでしょ?」
「お前も悪趣味だなぁ」
うちは騙されてた。
でもどうしてもまゆを止めたかった。
「りなともえなぁ」
うちは二人を呼び出した。
「どしたん?未来・・・」
りなが聞いた。
「ごめんね。いそがしいのに」
「だってうちら友達じゃん」
もえなが笑う。
「あのね・・・まゆ大麻してんの」
「やっぱり?」
「えっ?」
「中学校の時からそうだよねぇ。ガラの悪いのと友達でさぁ」
「止めたくない?」
「そら~止めたいけどさぁ」
「友達だもんねぇ」
「よかった・・・」
「えっ?」
「じゃあ止めへん?」
「うん・・・そうやな」
友達ができたのがうれしかった。
「あれ?嵯峨じゃない?」
「えっ?」
翔太は誰かと一緒にいた。
「あれってあれじゃない?あの・・・草薙 ユナ」
「本当だぁ」
「えっ・・・あのモデルの?」
なんで一緒にいんのかなぁ・・・
「あいなが?」
翔太が言った。
「えっ・・・あいな?」
まさかね・・・ありえない話じゃん




























またあの浮気癖の嵯峨翔太・・・・・
あ~、なんか超マジでムカつくよ~
って小説読んで、またもや恋夢の時のように興奮してる、あたし・・・・
姫ちゃん、ゴメン・・・・・
だめだよう~
だめじゃん!
めちゃ先が気になるし。。
てか、あいなモデルかぁ。。
それも気になるww