Nicotto Town


錆猫香箱日和


ニコで新年を迎えます

除夜の鐘がなり始めました。
大晦日の夜が静かに静かに更けていきます。

先ほどまで実家にいました。
祖母と母と私の女3人で、コタツでテレビを見ながら年越しそばを食べました。
祖母は、自分が入院していたことはもう忘れてしまったらしい。
そして、いつもは大晦日の夜は明け方近くまでおせちや煮物を作っている母親が
今年はのんびりコタツでくつろいでいます。
今年は我が家は喪中なのです。
いつもなら大晦日の夜から父と私で黙々と酒を酌み交わすのが習慣なのですが
もうその父はいないし
ニコで一緒に禁酒を誓ったお友達もいるので、珍しくお酒に手をつけませんでした

そう、今年は家に帰ってきてもひとりじゃない。
お友達のぴな。さんがニコを
「家のなかにもうひとつ家があるみたい」
とプログで書いていたけれど、本当に的を得たいいかたで、当為即妙というか
「うまい!」と膝をうつ思いでした。

ここは私のもうひとつの家です。

昨年の今頃はこんなふうに自分がパソコンのなかでいろんな人と知り合ったり
こんな公開式の日記を書いているなんて想像もしてなかったし
ましてや自分が人に弱音や愚痴をはいたりして甘えてしまったりして
思いっきり弱い部分見せてしまうなんて、どうしてそんなことがここではできるのか
最近になってやっとわかったのです。

くどいようだけど、何故ならここは私の家だから。

そして、みんなみんなあったかくて、泣き言をいうと
必ず支えてくれるもんだから、ついつい甘えてしまうのだ。

本当に、本当に、何て感謝すればいいのか。
みなさん、どうもありがとうございました。

父が入院中や亡くなった時に励ましてくれた方たちをはじめ、
それ以降に知り合ったかたのプログも読んでいてとても気持ちが温まります。
" it made my day "
という英語のフレーズがあります。
日々の暮らしのなかのささやかな喜びで胸がいっぱいに満たされてゆく
そういうニュアンスの言葉なんですが
そういう言葉が何てお似合いなんだろう、と思わず微笑みながら読んでしまうプログ
やあまりの博識に感心してしまったり、手抜き加減が面白かったり、毎日とても楽しみで、私はこのおかげでどれだけ父が亡くなったあと慰められたかわかりません。

だから私は時々天国の父にもニコのことを話すのです。

お父さん、私はここでこんなにたくさん優しい人たちに出会うことができて
いっぱい友達ができました。
だから、私は大丈夫。
お父さん、安心してゆっくりしてください。

みなさん、年内は本当にありがとうございました。
いつも暖かい言葉をくださって、
拙いプログを読んでいただいて、
心から感謝しています。
ありがとうございました。

今年もよろしくお願いします。

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