夢の中
- カテゴリ:小説/詩
- 2009/03/25 04:04:08
うつら、うつら・・・
眠りきれていない
うとうと・・・
誰かが、僕に話しかけている
あはは・・・
自然にほころぶ、笑顔
これは、まぼろし
それとも、奇跡
眼の前に、君が居る
うんうん・・・うんうん・・・
僕の傍に、たたずみながら、
微笑みながら、
君は僕の話を聞く
何気ない他愛もない僕の話
ええ~~~っ・・・
時折り、オーバーなぐらい驚いたり
う、うん・・・
静かな相槌で、応えてくれる
僕は、一生懸命に話す
君も、笑顔で聞いてくれている
そんな時間が、嬉しくて、楽しくて・・・
僕は、語り続けていた
夢の中・・・
君の肉声が聞こえた気がした
君に、そっとふれたように感じた
ありえないのに、ありえないはずなのに、
生々しく、僕の耳に、僕の手に、
君が残っている・・・
眼を閉じて、瞳を閉ざして、
夢に戻ろうと試みてみる
君に逢いたい・・・
伝言板に入りきれなかったので、こちらに書かせていただきました。
文章の一つ一つが自分の事の様で・・・とても酷似していて胸が苦しく、涙が出そうになりました。
お気に入りにさせていただきますね。またふらりと立ち寄らせて下さい。