恋する乙女 11話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/25 22:20:49
「あいな・・・」
「話しかけないで」
「えっ?」
「うちが地味じゃなかったら話しかけるん?」
違うけど・・・
「友達ならあんたよりできるし。これからね」
あいなが少し笑いながら言う。
「なんでそんなに自信があるん?ナルシかぁ」
「はぁ?」
まさかあいながこんな強気の人だとは思わなかった。
うちはあいなをにらんだ。
「やめえや。大石さん」
もえなが言った。
「ごめんやけどあたしら未来の見方やから」
りなが席を立つ。
「わかった?あんたに友達はできない」
うちは言った。あいなはしばらくだまってた。
「そういえばぁ・・・今度波のグループがうちの家パーティーしにくんねんなぁ」
「波」は今一番人気のアイドルグループだった。
実はうちもファン。
「きてもいいよ・・・でも」
あいなはうちを笑顔で見つめる。
「未来と絶交してうちの友達になって?」
「えっ?」
「もちろん来るよね」
クラスが静まり変える。
「あいな・・・やめろって」
翔太があいなを止めた。
「なんでこの子をかばうん?」
「は?」
「大石さんバカ?」
まゆが言った。
「性格悪い人とは友達なんないの」
りながあいなの肩に手をおきながらいった。
「ドンマイ」
もえなが笑顔でいう。
うちも性格悪い・・・その日うちは彼氏を全員ふった。
うれしかったんだ。
友達がいるのが・・・




























あいなちょっときのどく。。。