私の王子様 2話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/28 13:46:30
「学校はどうだ?姫菜」
姫菜のお父さんが食事中に聞いた。
「う~ん・・・わからないわ」
「そうか」
「でもなぜわたくしがあの学校へかようの?」
「庶民の生活を知るのも大切だ」
「そうかしら?」
「あぁ」
「じゃあ頑張るわ」
「姫菜様学校へはヘリで行かれますか?」
「車がいいわ。ヘリはめんどくさい」
「わかりました。では用意させていただきます」
「たのむわ」
姫菜は車に乗り込んだ。
「いってらっしゃいませ」
「ええ」
学校についた姫菜は教室に入った。
「大宮さん」
姫菜の周りに女の子たちがたくさん集まった。
「何かしら?」
「白薔薇学園ってどんな所?」
「ステキなところよ」
「あたし達友達にならない?」
「友達?」
「うん」
「いいわよ」
「やった~」
「お父様の会社はどちら?」
「うちのお父さんはクリコのお菓子会社につとめてる」
「あたしのパパはハナソニックだと思う」
「全部わたくしのお父様が経営してる会社だわ」
「えぇ?」
「どんだけぇ」
「お給料アップしてもらうようにたのんでみるわ」
次の休み時間から姫菜の周りには人が集まらなかった。
「なんかねぇ」
「喧嘩とかしたら怖そうだしぃ」
それでも1人だけ女の子がよってきた。
「姫菜でいい?うちはレナ」
「レナちゃん?」
「レナってよんでよ」
「わかったわ・・・レナ」
「うちら友達ね」
「いいの?わたくしが怖くない?」
「うん・・・可愛い」
「学校の案内して下さらない?」
「もち」
レナは姫菜に始めてできた心友だった。




























ソコが面白いかも~♪
レナちゃん優しそう♥