私の王子様 3話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/28 16:13:53
「起きなさいよ」
授業中寝てたゆうやに姫菜が言った。
「あ?」
ゆうやが目をさました。
「授業中よ」
「おお」
席が近かったゆうやは姫菜が起こしてくれるのがうれしくて何度も寝たふりを
した。
「姫菜遊ばない?」
「いいわよ」
「明日暇?学校休みだし・・・」
「明日は・・・あいてるわ」
「どこ行く?」
「そうねぇ・・・韓国はどうかしら?」
「かっ・・・韓国?」
遊びに行くのに韓国なんてレナは聞いた事がなかった。
「えぇ。ヘリでいったら1時間くらいでつくし、夜には帰れるわ」
「いや・・・買物とかは?」
「買物?いいわね・・・それも」
「カードじゃなくて現金もってる?」
「召使にいえば用意して下さるわ」
「じゃあいいや。明日エメラルド(ショッピングモール)で待ち合わせね」
「うん」
「早く着きすぎたかしら?」
姫菜が時計を見ながら言った。
「ごめん・・・待った?」
レナが言った。
「今来たところよ。行きましょ?」
「うん」
「見てぇこれ可愛い」
「本当ね」
「315円やってぇ。オソロで買わない?」
「315円?」
「うん」
「それってどういう金額?」
「まぁいいからいいから」
「そうね。いいわオソロ」
「これ下さい」
「315円ね」
「これでいいかしら?」
姫菜はそういって札束を出した。
「ちょっと・・・」
レナは1万円をだして残りを姫菜に渡した。
「これでいいの」
「ごめんなさい。よくわからなくて」
「そうだプリとらない?」
「えっ?プリン?」
「違うってプリクラ。まじでお譲なんだねぇ」
姫菜にとって初めてな事が多くて・・・
「とっても楽しかったわ」
「よかった」
フードコートでジュースを飲みながら姫菜とレナは話した。
「姫菜って好きな人いる?」
「好きな人?いるわよ」
「えっ?だれだれ」
「レナ」
姫菜は笑顔でそういった。
「もう。そっちかよ。うちも姫菜好きだよ」
「レナはいるの?」
「うん・・・タケル。幼なじみなんだけどずっと片思いなんだ」
「応援するわ」
「ありがと」
これが姫菜にとって恋の入り口だった。




























めっちゃ姫うれしい!!
続きが 早く読みたいです☆ ホント毎回楽しみにしています♪
相手はゆうやかな?
でも遊びに行くで韓国とか海外なのって遊びでも観光やん。一度でいいから言ってみたいな~(^▽^;)
やっぱ姫の読みやすくていいなぁー
続き楽しみにしときますww
どうなる姫菜!