私の王子様 12話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/03/31 12:34:39
「お茶でもいかが?ミルクとストレートどちらがいいかしら?」
「うちはミルク」
「そう、たまには自分でいれるわ」
姫菜はそういって部屋を出た。
・・・ピロリン
姫菜のケータイにメールが届いた
「やっぱり。くると思ってた」
レナはケータイを開いた
今度のデートいつにする?
レナは少し笑って
明日がいいわ。
調度土曜日だし・・・
暇かしら?
と送った。
・・・ピロリン
OK!!
「楽しみね」
レナはそういいメールを削除した。
「ごめん待った?」
姫菜が入ってきた。
「ううん。ぜんぜん・・・それにしてもいい部屋ね」
「ありがと」
「うち姫菜とは友達でいたい」
「えっ?」
「タケルがすごく好きだけど・・・」
「レナ・・・」
「でももしタケルがうちの事好きになったらその時はタケルと別れてくれる?」
「えっ?」
「あきらめたくないんだ。うちも」
「お姉さま」
ドアが開いた
「梦」
「誰?」
「あたしの妹よ」
「ごきげんよう。わたくし大宮 梦です」
「可愛いわね」
「どうしたの?」
「お姉さま今瑠奈とクッキーを焼いたの」
「そう」
「お一ついかが?」
「ありがと」
・・・レナには悪いけどタケちゃんとは別れたくないわ。1度くらい本気になってもいいじゃない
姫菜の口にほろ苦い恋の味が広がった
梦でてきたね~!!
やったぁ~
恋の味が・・・♥