どこさまよっても、消えない物ってあるはずだ。
- カテゴリ:日記
- 2011/03/30 19:24:45
想いや思い出。
自分自身。
今まで胸に抱いてきた様々な言葉や思いは、プライスレス。
お金には変えられない。
今日書くのは、私が獣医になる夢をまだ捨てていなくて、歌の力を本気で信じていた頃のお話です。
私の叔父の仕事仲間と言うかなんというか……まあ、とにかく車庫に戻る時間が近くて、帰りによくご飯や家に寄ったりしていたらしかった人でした。
中卒で技術者の父と視覚障害者の母がいて、私は厳しくしつけられた方でした^^;
なんで私が。
そんな思いに駆られることも度々あって、そういう時に、そのお兄さんは私の肩をそっと叩いてくれました。
私が何言っても、絶対に声を荒げたりしないで、『うんうん』と話を聞いてくれて、最後に、『それでどう思う?』と結論を導いてくれて、
私が、ダメだと思うというと、『お父さんとお母さんに謝っておいで』とそっと背中を押してくれて、
決して、『親の気持ちも考えて』とは言わない人でした。
小学生と言えば、ころころと夢とかが変わったりしますが、『また変わったの』なんていわないで、『素敵な夢だね』と笑いかけてくれました。
恋愛云々とか全然分からなくて、周りの友達が、6年生の○○君カッコイイねぇ、××ちゃんが告白したんだってー、とか、なんだよそれ?
って思ってたくらいだったので、そのお兄さんは大好きでしたが、やっぱり、“お兄ちゃん”として大好きでした。
それに、お兄さんも私のことを妹見たいな感じでかわいがってくれてたし。
夏休みの宿題で、いつも算数が残ってしまって、泣く泣く一人でやってたら、朝も早いはずなのに、何も言わずにプリントの答えを直してくれたりしてました^^;
あの時は本当に申し訳なかったです^^;
人に気づかれないようにいつも暗い場所で泣いていたので、いつもその場所で発見されて^^;
一度、そのお兄さんが激怒したことがあって、父母のことでひどいいいようをされたり、いじめの対象になったり……その時、その子の家まで抗議に行ったのは、そのお兄さんでした^^;
……そんな、懐かしくも苦い思い出です。
苦い思い出に変わってしまったのは、そのお兄さんが8年ほど前で時計を自分で止めてしまいました。
その少し前に、『俺がいなくなっても寂しがるなよ』と言われていました。
どこかに行くのか聞いたら、とても遠い所に用事がある、そう言って、それだけで私は納得して^^;
もし、時計を止めなければ、お兄さんは今年、34になるはずでした。
生々しい話ですが、延長コードで家の梁の一部になっていたそうです。
マフさんのブログを読んで、ふと思い出したのですが、
……残念なことに、私は誰かに誰かを重ねるということは不可能な考えの持ち主で。
一人一人、どんなに似ていても、相違がある、決して同じ人はいない、そう思っているので。
でも、きっとあのお兄さんは、誰かがいくといえば、そこに飛んで行って、俺も連れていってください、そう言ったんじゃないかなぁ、と思います。
この話を、どう取るかは読んだあなたの勝手です。
ただ、彼を悪く言うのはやめてくださいね。
はい^^
そうします^^
きっとそう言うでしょうね^^;
はい^^
みんなに支えてもらってます^^;
そういう人がたくさんいることを、忘れないようにします^^
そうですね^^
これからも、頑張ります^^
とても良い話を聞かせて(読ませて)頂きました。
きざしさんの今の自分を作るのに影響を与えてくれたとても良い方ですね。
多分今居たとしても、以前にきざしさんが聞いた言葉を変えて、
「もう、きざしは、俺にいつまでも頼らず、一人で歩いて行けるよな。」って言ってくれるのでは無いでしょうか。
そんな何時までも背中を押してくれる人は、大切にして下さいネ。
周りを見ると背中の押してくれかたは色々ですが、「その手のぬくもり」に無理をせずに、甘えたり、感謝して行って下さいネ。
お兄さんはもういないかもしれないけれど
今もこうやってきざしちゃんの心の中で
生き続けているし
お兄さん以外の人がきざしちゃんの周りにいて
お兄さんと同じ人ではないけれど
同じように大切に思っている人がいるって事も
忘れないでね^^
お兄さんの事悪くなんて言わないよ^^
きざしちゃんの大切な人だもんね^^
人って一人じゃないんだね
辛く苦しい時でも どこかで 誰かが見守ってくれている。
だから 立ち直れる 楽しい日々が過ごせる。
だよね 人って 一人一人 違う人間だし 似ている人が
いても 同じ人じゃない 誰かを重ねるのは寂しいから
会いたいから 重ねちゃうだけのような気がする。
でも絶対同じ人じゃないよね! 人それぞれいいとこも
悪いところも違うから・・・
お兄さんには会えないけど 今も きざしさんを見守ってくれる人は
たくさんいるよ ネ ^^