私の王子様 27話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/04/11 16:18:12
「えっ・・・あたし」
昨日姫菜は薬を飲んだんだ。ただ楽になりたくて・・・死ぬ薬
・・・パシン
頬をぶたれた
「何を考えているの?」
義理母が言った
「何よ。いいじゃない・・・死にたかったのに」
目をさますと姫菜の部屋のベッドの上にいた
「死ぬ事もできないの?・・・あたし」
「姫菜」
俊が入ってきた
「俊・・・」
「どうして・・・」
俊の目から涙が出る。
・・・それぞれのためだと思っていた。結局あたしは多くの人を振り回して傷つけただけなんだ。お金持ちになりたいだとかうらやましいだとかよくいわれる。
うらやましい?あたしは普通になりたかった。それだけなのに
義理母の目にも涙が浮かぶ
「俺・・・もういいです」
「えっ?」
「別れよう・・・姫菜」
義理母は何も言わなかった
「ごめんなさい・・・自分勝手で本当にごめんなさい」
姫菜が涙を流す・・・最近どのくらい涙がでたのかな
義理母が鼻をおさえた
「いいわ。俊様がそうしたいなら」
義理母が決意したように言う
「えっ?」
「わたくしもそうだったわ。あなたのおじい様に無理やり・・・」
「お母様?」
「ずっとつらかったの。好きな人と一緒にいたいって思ってたのに・・・あなたのお父様もいい人よ。でもねあたしは嫌だったの。いまのあなたみたいに」
「どうして」
「悪いのはわたくしだったのかしら」
義理母はそういって笑った
「ごめんなさいね。こんな母親・・・いらないわよね」
「そんな事・・・ないわ」
「えっ?」
「わたしの最高のお母様よ」
「ありがとう・・・姫菜」
姫菜は義理母に笑った
「じゃあ失礼します」
俊が言った
「ごめんなさいね・・・俊様」
「俺には姫菜よりいい女が合います」
「ちょっとぉ」
俊も姫菜も義理母も顔を合わせて笑った
「ありがと・・・俊」
「おぅ」
俊が部屋を出た
「わたくし俊様をお見送りしてくるわ」
「ええ」
義理母は部屋を出て姫菜は1人になった
「お母様・・・あたし頑張るわ」
姫菜はお母様の写真に向かって言った
「俊様」
義理母が走りながら言った
「お母様」
「お見送りさしていただくわ」
「結構です・・・1人になりたいんで」
「そう・・・ごめんなさいね」
「いいんです。彼女の幸せが俺の幸せですから」
「じゃあ・・・さようなら」
「はい」
俊は外にでて青空を見上げた
「まさか・・・失恋するとわな」
俊は少し笑う。涙が一粒頬をつたう
・・・好きだから。あなたの幸せを祈るの




























めっちゃウレシすwww
RISAチャンへ
浮気彼氏超おもしろいwww
続き楽しみにしてるねぇ!!
もろチャンへ
そんな事いってもらえて姫は幸せ物だすぅwww
アリガトねぇ!!
夢羽チャン
いつもいつも読んでくれてありがとねぇw★
義理母さんいい人!?てかかわいそう・・・・(´・_・`)
姫菜なんかいいかんじぢゃないか!?
しばらく見れなかったから大変だった・・・・。
何回か泣きそうになったよ!まじで!
やっぱうまいですなぁ。。。
めっちゃおもしろい><!
今度はどうなるんだぁwww