私の王子様 29話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/04/11 20:42:20
「ねぇバレンタイン。デートしない?調度土曜日だしさぁ」
「レナ。あのさぁ・・・」
「やっぱり遊園地がいいなぁ」
「レナ」
「別れないよ・・・うち」
「えっ?」
「好きなんでしょ?姫菜が・・・」
レナがタケルの手を強くに握った
「うち・・・別れないから」
「・・・」
タケルは何も言わずにただレナを見つめた
「ちひろ」
姫菜はちひろの部屋の前で言った
「会いたくない」
「ねぇ・・・あたしちひろと話したいの。鍵を開けて」
「嫌よ」
「お願いだから・・・」
「どうして俊を傷つけたのよ」
「・・・」
「俊は姫菜の事好きなのにどうしてなの?」
ちひろがドアを開けていった
「ごめんなさい・・・あたし」
「あたしが俊の事好きなの知ってたでしょ?」
「俊を幸せにできるのはあたしじゃないから・・・」
「そんな事ない。あなたといる時俊はすごくいい顔してるの・・・あんな顔あたしには見せてくれない」
「あたしの気持ちは無視?」
「えっ?」
「あたし俊じゃない人が好きなの・・・あたしの気持ちはどうなるのよ」
「両思いじゃないでしょ?」
「・・・」
「馬鹿じゃない?」
「恋をする事はいけない事なの?」
姫菜がちひろに聞いた
ちひろの目から涙が溢れる
「馬鹿・・・なんだから・・本当に馬鹿」
ちひろは姫菜に抱きついた
「ごめんね。ちひろ・・・ごめん」
「姫菜ぁ」
「ごめん・・・」
それぞれの気持ちは変わらない・・・でも関係はどんどん変わる
「タケルはうちの物でしょ?」
レナはタケルにキスした
「おい。レナ」
「信じたいの・・・うち。タケルを信じたいの」




























今度ちゃんと感想書くね。あ、ステプもしとくね♪
レナがかわいそう
レナもレナなりに頑張ってるんだよな・・・
でも、姫菜も頑張らないとね!