私の王子様 30話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/04/12 09:14:00
「あたしねバレンタインもう一度タケちゃんに告白しようと思うの」
姫菜がちひろに言った
「あたしは応援するわよ」
「うん・・・」
2月12日もうすぐバレンタイン
「チョコ何がいいかなぁ・・・」
「ハートチョコに好きとかは?」
「それいいかも」
「あたしも俊にあげよっかなぁ」
「じゃあ一緒に作んない?」
「あっそれ賛成」
「明日うちに集合でいい?」
「OK」
「でも・・・」
「どした?」
「レナとデートとかするかもしれない」
「大丈夫だって・・・戦わずして負けるなんてやでしょ?」
「そうだけどさぁ」
「あたしがいるって」
「じゃああたし頑張る」
「でもどうやって渡すの?」
「メールがいいかな」
「直接じゃなくて?」
「うん・・・夜に渡したほうがレナとかぶんなくていいと思う」
「そっか」
「うん・・・」
「おはよ」
次の日姫菜は教室に入る
「明日バレンタインだねぇ」
レナが言った
「そうね」
「チョコ何あげるの?」
「ハートチョコ・・・シンプルでよくない?」
「ふ~ん・・・うちあしたタケルとデートすんのぉ」
「へっ?・・・そうなんだ」
「うん」
レナは姫菜の顔を見て笑顔で言った
その日姫菜はちひろとチョコを作った
もちろん高級チョコを溶かして固めてトッピングするだけ・・・
「それ超可愛い」
「ちひろのは何それ?」
「トリュフ。おいしいじゃん?」
「一個ちょうだい」
「はい」
「ん~おいしい」
姫菜は笑った
「あたしが作ったんだからあたりまえじゃない」
ちひろが笑顔でいう
「もう」
2人は顔を合わせて笑った
バレンタイン・・・甘酸っぱい恋の日




























トリュフ食べたいですナァ~^^
楽しみ-!!!
ちひろ超いい人!