Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


☆初恋 5話☆



裕也とは気まずいまま・・・


冬休みに入った。




「大谷さん家、今日引っ越すんだってね」


「えっ?」


「さっき挨拶きたのよ?裕也君がこれ奈緒にって」



ママはそう言ってあたしに手紙を差し出した。


あたしは急いで封筒を開けた。


便箋を出すのと一緒に、

ネックレスが出てきた。



奈緒へ


まじで短い間だったけど・・・

いろいろありがとな。

俺不器用だし、


素直じゃねーし、

イケメンでもねーし、

背も高くねーけど、


お前が好きだった。

初めて会った日から、

こんな可愛い奴いるんだって思ってた。


ネックレスはやるよ。

迷惑だったら捨てていいから、


じゃーな。



「・・・馬鹿」


涙があふれだした。


「字汚すぎだよ・・・」



あたしはネックレスを握り締めた。


あたしは、家を飛び出した。


隣には、


身支度をすませ、


車に乗り込む裕也がいた。



「裕也」


裕也がびっくりした顔であたしを見た。


「あんたって最後までほんっと馬鹿」


「奈緒・・・お前・・・」


「好きだよ」


あたしは裕也に抱きついた。


「あたし・・・裕也の事が好き」


「奈緒・・・」


裕也はあたしの背中に手を回して、


頭を撫でた。


「またぜってー迎えにくるから」


あたしはうなずいた。


「そん時にはお前の背だってぬいてんだからな」


「・・・馬鹿」




あたし達はキスした。


ねぇ・・・裕也?



あたしは裕也のことが、



大好きだよ。




これが裕也とあたしの別れだった。

アバター
2011/04/07 19:01
わぁぁぁぁぁ・・・・。

感動><
アバター
2011/04/07 18:57
わぁ

純愛…///

こんな恋愛してみたいっす。・ω・ノ



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