Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


☆初恋 10話☆




隣の席に裕也が来た。


あたしは裕也を見る。



こんな事なら・・・裕也への思いに気づきたくなかった。



裕也は授業中もだるそうに寝てた。


ほんとに変わった・・・別人みたい。




やめる・・・あたし、


裕也の事好きなのやめる。




そう思った。



「華音」


休み時間、


華音とあたしが話してたら1人男子が近づいてきた。



あっ・・違う。


知ってる。



直樹だ・・・



直樹とは何回か中学ん時話したことがある。



爽やかで明るくて顔もいいから女子からも人気があった。




「直樹」

華音が直樹に笑いかける。



「あれ?奈緒じゃん。久しぶり」



「うん」


あたしも直樹に笑いかけた。



「どしたの?直樹」


華音が言う。



「あー、あのさ。教科書忘れてさ」



「何の教科?貸すよ?」


「数学、わりーね」



「いーよ、別に」



「待て」


低い声がした。



「俺が貸す」


裕也が机から体を起こして言った。


「裕也?おま・・・このクラスだったのかよ?」



「華音は俺の女」


裕也が数学の教科書を直樹に渡しながら言った。



「あははっ、わりーわりー」


なんだろ・・・なんか痛い。



「祐ちゃんかわいーでちゅねー嫉妬ですかぁ?」


直樹が裕也の頭を撫でながら言った。



「もぅ、直樹~裕也をからかうなっ」



あたしはその場にいるのが嫌になった。



「トイレ行く」


あたしはそう言って教室を出た。



教室を出たらへんで腕をつかまれた。



「待てよ」


あたしが振り向くと直樹がいた。



「・・・何?」


笑顔をつくって言った。



「お前・・・大丈夫か?」


「・・・何いって・・んの?」


「裕也が好きなんだろ?」



「ううん、好きじゃないよ?」


あたしは必死に笑顔を作った。


「お前、俺と付き合わねぇ?」


「えっ?」



意味わかんない・・・



何で急に・・・



「裕也の事忘れさせてやるから」



とにかく、



すっぽりあいた心の隙間を埋めたかった。



だからあたしはうなずいた。

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2011/04/08 09:05
こんにちは、姫です。


まりぁさん、小説読んでくれてありがとうございます!!

るぃちゃんも、「恋夢」とかほんとに未熟な小説やのに((汗
ありがとう!!
るぃちゃんの小説も全部読むね!!!



読んでくれる人いなかったら魔法のiらんどにうつそうかなーって思ってたんだけど、1人でも読んでくれる人がいるならニコタでやる事にしました。

頑張って今回は100話いきたいなーって思ってます。
よかったら、よろしくお願いします!!



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