私の王子様 36話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/04/14 16:20:53
「そこ邪魔よ」
レナが言った
「レナひどっ・・・・」
レナといた友達が少し笑いながら言った
「満足?あたしにこんなことして・・・」
「は?」
「まさかただで済むと思ってないわよね?」
「何いってんの?超きもいんですけどぉ」
「ずっと我慢してたけどもう限界・・・レナがあたしに勝てると思ってんの?」
「どういう意味よ」
「あたしのほうが権力は上なのよ?」
「だからなんだっていうの?」
「ホームレスになりたい?」
「まさか・・・」
「何も考えてなかったのねぇ。邪魔なのはレナよ・・・あたしにとってはね」
「ごめん・・・姫菜」
「そんな心にない事いわなくていいのよ?」
「でもうちタケルとられて悔しいしみんなが姫菜を見てて辛かったんだから」
「レナ大丈夫?」
れなの友達が言った
「わかってるわよ・・・でもあたしもタケちゃんが好きなの」
「姫菜はあたしからタケルを奪ったでしょ?」
「あたしからタケちゃんを取り返したいの?」
「別に・・・もう好きじゃないもの」
「じゃあ何?何でこんな事するの?」
「うちを傷つけて楽しそうに笑ってるあんたが目障りだったのよ。あたしが苦しんで泣いてる時も笑ってた」
「それならレナもじゃない」
「違う・・・うちはいいなずけなんていないし違う男とも付き合わない」
「・・・」
レナの言ってることは正しかった。
「そうね・・・」
姫菜はそういって帰った
「大宮さんタケルと別れちゃうのかな?」
「別れたらいいのよ」
レナはつぶやいた
「タケちゃんごめんね・・・あたしにはもう幸せになる資格なんてない」
姫菜が亀のキーホルダーを部屋の窓から外に投げた
「自業自得よね」




























レナこわぃわぁ