私の王子様 39話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/04/18 13:15:23
姫菜は涙ぐんで走った
「泣きたいのは俺だっての」
タケルが言った
そのまま気まずいままで・・・一日が過ぎようとしていた
「姫・・・」
タケルが言った
「何か用?」
姫菜は冷たくあたった
「いや・・・」
「じゃあいいでしょ。バイバイ」
姫菜はスクバを肩にかけた
「俺らまた別れんの?」
姫菜の足が止まった
「そうね・・・それがいいわ」
姫菜が教室を出た
「待てよ」
タケルが姫菜の手をつかむ
「何?」
「なにお前が怒ってんだよ」
「えっ?」
「お前がキーホルダーをレナにあげたのが悪いんだろ?」
「あげてないっていってるじゃない」
「嘘をつくな」
「それだからよ」
「は?」
「あたしのいう事信じてないじゃない。レナの言う事信じるの?」
「・・・」
「何も言えないわよね。文句ないでしょ?じゃあバイバイ」
「好きだ」
「何言ってるの?」
「好きだっていってんだよ」
姫菜の目から自然に涙が流れた
「あれ・・・おかしいわ」
姫菜は涙をふく
「お前が俺をふったとしても俺はずっとお前に恋をする。お前が本気で好きなんだよ」
「・・・ッ」
何も言えなかった。すごく嬉しかった。タケルに愛される事が一番の喜びだっ
た。
「あたしだってヤキモチやくんだから」
涙が止まらない
「えっ?」
「レナの事信じるタケちゃんをみるのほ辛いんだから・・・」
「ごめんな」
タケルが姫菜の頭を撫でた
「なんで笑うのよ」
「えっ?だってうれしいから」
「もう・・・馬鹿」
姫菜はタケルに抱きついた
「よかったな姫菜」
その様子をみてたゆうやが呟いた
・・・あいつを先に好きになったのは俺だった。でもあいつはいつでもタケルを見てた。一度でいいからあいつに愛されたかった。でも俺が願うのはあいつのあの天使のような笑顔だから。
そう思ったって辛かった。胸が締め付けられた。どうしょうもなくタケルがうら
やましかった




























だけど...裏には...ゆうやが;;
その裏でゆうやがぁ
すごく良かった(^O^)