欲望 3話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/04/23 20:57:58
「ちょっと来て」
あたしはももかの手を引っ張った。
「痛い・・・何?」
「あたしのことうざい?」
「えっ?なんで?」
「あたしがももかを殺そうとしたから」
「なんでなの?なんであたしを殺そうとしたの?」
「コウを奪ったから・・・知ってたんでしょ?あたしの気持ち・・・」
「わかってる。でもあたしもあんたが憎かった」
「えっ?」
「彼氏がいっぱいいるくせにそれを大切にせず本命がいるあんたが・・・」
「ももかに関係ないでしょ?」
「だって・・・あたしの好きな人もあんたが好きで」
「えっ?」
「大切にしないのに・・・」
「・・・」
こうなったらあたしが悪い・・・ももかに悪いところはない
「ごめんなさい」
自然と口が動いた
「えっ?」
「もうしないわ・・・」
「可奈・・・」
「あたし達また友達になれないかしら?」
「そうね・・・」
安心したのはあたしだけ・・・
ももかがあたしを許すわけなかった
「すごいよねぇあの2人って絵になる」
「美人同士だからねぇ」
ももかとあたしは友達でライバルになった
こう思ってたのもあたしだけだけど・・・
「おいお前ももかと可奈どっち派?」
「俺はももか」
「え~俺は可奈」
明るい人気者タイプのももかと姫タイプでモテ仔系のあたし
多分学校にいる男子のほとんどはあたし達が好きだったんじゃないかな・・・
そんな時また転校生が来た
「キャ~」「カッコイイ」「イケメン」とかそんな声が廊下に響く
「転校生来たらしいよぉ」
ももかがいった
「へぇ・・・あんま興味ないなぁ」
「一応行こうよ」
ももかはあたしの手を引っ張った
「うわぁカッコイイ・・・こりゃ騒ぐわ」
ももかが言った
そうかな・・・杉原とは真逆タイプでチャラそうだしあたしは苦手だなぁ
「転校生を紹介する」
「高山 雅っす。よろしく」
あたしと同じクラスかよ・・・
あたしは目をそらした
「えっとこのクラスの委員長の伊藤さんにいろいろ聞きなさい」
先生が言った
「えっとよろしく」
「席も隣がいいかな・・・木原変わりなさい」
「はい」
結局あたしはこの高山って奴と隣になった
「えっと・・・よろしくね?」
あたしはちょっとぶって言った。
男は見方につけた方がいいし・・・
「ふ~ん・・・」
「何?」
「お前結構可愛いのな。俺超タイプなんだけど」
こんな奴に好かれるなんてごめんだ。
「彼氏いるの?」
「えぇ。30人くらい」
あたしは力をこめていった
「ふ~ん。じゃあ俺を本命にしろよ」
「はっ?」
「俺お前の事気に入った」
「あのさぁ・・・好きな人いんだけど?」
「まぁお前も俺が好きになるって」




























こーゆー人のがいいかもね
姫cの小説って可愛い子とか美人な子ばっかで楽しいゎ~^^
私もこういう人いいな~
好きになってくれるのな~!!
続きも気になる~
転校生、ナルシっぽいw