Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


欲望 6話

杉原はももかに落とせる男じゃない・・・

あたしはすごく不安になった。またももかを殺そうか?

そんな事してもなんの意味もない。自分がももかより劣っているのを認める事になるだけだ。

「どうしよ・・・」

「ごめん・・・」

ありさがさっきから何度もあたしに言う

あたしを信じてくれるありさが嬉しかった

「ありさ。ありがと・・・」

あたしはありさに言った

「えっ?」

「誤るのはあたしよ。勝手にももかと仲良くして・・・」

「いいの。あたし信じてたから」

「ありがとね」

あたしはありさにそういって杉原の所に行った

気持ちが焦った・・・

「あっ可奈」

ももかに肩を叩かれた

「ももか・・・?」

「あたし杉原に用事があってさぁ」

「えっ?」

「杉原ぁ」

ももかが杉原の名前を呼ぶ

「えっ?誰?」

杉原がいった

「あたし?相葉 ももか。話があるの」

「俺に?」

「そう」

ももかはそういってあたしをチラッと見た

あたしは奥歯を噛み締めた

「どこがいい?」

「えっと・・・体育館の裏とか?」

「わかった」

杉原はきっと断ってくれる。ももかの告白を・・・

「待って」

引き止めて何がいえるのだろうか?でもあたしは勝手にそう言ってた

「は?」

杉原が言う

「・・・やっぱ何でもない」

あたしは静かにそう言った

「もう。可奈意味わかんな~い」

ももかはそういって杉原の手を引っ張り体育館裏に向かった

自然とあたしの足も同じ方向に向かってた

高校入って誰も友達がいなくて不安だった時初めて話しかけてくれたのはあいつだった

あたしが音楽室に行く途中でシャーペンを落とした。

「おい」

そんな声で振り向くと杉原が立ってた

「これあんたの?」

「えっ・・・そう。ありがと」

あたしはそういった

「俺も音楽室行くとこ。一緒に行くか?」

「うん」

あたしは初め杉原をおとす気持ちでそういった

「あんたさぁ彼氏いっぱいいるんでしょ?」

「えっ?」

「そういうので有名だから」

「まあ・・・」

「もっと自分の気持ち大事にしろよな」

杉原はあたしにそういった

「自分の気持ち?」

「本気で1人を好きになった事ある?」

「・・・」

いやな思い出がよみがえる

「あんたに関係ないじゃない」

あたしは呟いた

「そうだな・・・」

杉原はそういってそのままあたし達は無言で音楽室に向かった

「俺お前の友達になってやるよ」

杉原は音楽室の前であたしに言った

「えっ?」

「わるくないだろ?」

杉原はそういってあたしにピースした

笑顔が可愛かった彼に一瞬で惚れた

・・・だから許せない。軽い気持ちでまたあたしを裏切ろうとするももかが

「あたし杉原が好きなの」

「は?」

「ごめん。急だったね・・・だから杉原にもあたしのこともっと知ってほしい」

ももかは上目づかいで杉原を見つめた

「ごめん・・・」

「誤らないで、明日1時に椿公園の前にいるね。来るまで待ってるから」

あたしはため息をついた

「何してんの?」

杉原に気づかれた

「別に通りかかっただけだし」

あたしは強がって言った

だってかっこ悪い・・・つけて来たなんて

「ふ~ん」

「行くの?」

あたしは聞いた

「わかんねぇ」

杉原は静かにそういった

「あたしも好きなんだけどね。あんたが」

#日記広場:自作小説

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2009/04/25 14:35
関係ないのですが、
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2009/04/25 14:10
可奈cの告白!
杉原どーすんだろ



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