Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


欲望 8話

「別れて・・・」

っていったって無理っていわれれば終わり・・・

杉原があたしを好きになってくれるわけでもないしももかに勝てるわけでもない

「やっぱ無理」

あたしはこの日決めた。恋なんかもうしないって・・・

今までどおりあたしはあたしのままで・・・

「おはよ」

「おっす」

あたしに一番に話しかけてきたのは高山

「決心できたか?」

「あたしそんな事しない」

「は?」

「いいわ。あたし恋なんていらないの」

「意味わかんねぇ」

「もういいわよ」

あたしはどうでもよかった。

もうどうにでもなればよかったんだ・・・

「あっそ」

「でもあんたは振ってあげる」

「は?」

「迷惑なの」

「何が?」

「あたしに付きまとわれるのが」

高山はしばらくあたしを見つめてたけど

「俺も選びたい放題だし」

っていって・・・あたしに話しかけなくなった

「可奈」

ありさがあたしのとこに来た

「どうしたの?」

「杉原・・・ももかと付き合うって」

「えっ?」

諦める?

恋に諦めるなんて言葉あるのかしら・・・

だって今あたし傷ついてるから

「可奈」

あたしは教室を出た

今だけは1人でいたくて・・・

「やっぱりここか」

屋上にいたあたしに誰かが言った

「高山?」

「泣くなら誘えって。泣く場所貸してやるから」

「いらないわよ」

「強がんなって」

「今だけよ」

高山はあたしを強く抱きしめてくれた・・・

それだけであたしはだいぶ楽になった。あたしは高山の胸の中で泣いたんだ

「諦めたんだろ?」

あたしが落ち着いてから高山は缶ジュースを買ってきてあたしに渡した

「ありがと・・・」

あたしはコーラを受け取りいった

「諦める・・・って何?」

「は?」

「恋って諦められるものなの?」

「無理だな」

「えっ?」

「だって俺お前を諦めてないもん」

「あたしに本気なの?」

「あたりめえじゃん」

「ふ~ん」

あたしはコーラを一口飲んで言った。

一瞬高山がまぶしくみえたんだ

#日記広場:自作小説

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2009/04/26 12:43
高山カッコいいかも…?
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2009/04/26 11:45
高山さん・・・・・・!!
てか、ほんと姫cいいこと言うね!(かく?
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2009/04/26 11:41
高山・・・

まじだな☆←



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