欲望 13話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/04/27 20:20:42
ももかは少しずつあたしに心を開き始めた・・・
多分これは嘘の心じゃない。あたしを本気で信じてくれてる
可奈のいじめは収まらなかった。
前よりはマシになったけどさぁ・・・やりすぎた?
あっでもまだ駄目だ。
「可奈」
凛華に呼び止められた
「どしたの?」
「なんでももかに協力するの?あたし可奈好きなのに・・・」
「えっ?協力?」
凛華はうなずいた・・・協力ねぇ
「だってあたしいじめられてる人みるのは嫌だもん」
あたしはちょっとかわいこぶって言ってみた。
「でも・・・ももかが悪いんだよ?」
「うん・・・だからあたし凛華にも協力したい。でもさぁ今は凛華のほうが有利なんじゃない?ほらっあたしももかと昔付き合いあったし助けてあげたいんだ?」
「そっか・・・」
あたしは優しさと可愛いキャラ・・・
普通は嫌われるのかもしれないけど
結構ノリもいいしおもしろいっていって人気がある。
あたしがなんか言えばみんなそれに従うしさ。
だからももかへのいじめがなくなった。
あたしは事情をももかに説明した・・・信頼してもらわないと困る
「可奈・・・あたしひどい事したね」
「えっ?」
「杉原とは別れるよ・・・本当にごめんね」
ももかは泣きながらあたしに何度も何度も謝った。
全部計画通りに進んでちょっぴりももかが気の毒になった
「雅」
「何?可奈」
「ももかへのいじめなくなったの。あたし嬉しくって」
「そっか」
「うん」
あたしは笑顔で言った
「よかったな」
雅はあたしの頭を撫でた
「高山」
「相葉?」
「あのさ・・・ちょっといいかな?」
「えっ・・・」
雅はあたしをチラッと見た
「いいよ・・・行って?」
あたしは行った。別にヤキモチなんか焼く意味もないしさ・・・
「でも・・・」
「だからいいってば」
雅とももかは屋上に上がっていった
「何?」
「あの・・・ありがとね?」
「別にいいって。卑怯なのは俺も嫌いだし」
「ちゃんとお礼したくて」
「よかったな」
雅はももかに近づいた
「えっ?」
「いじめ終わったんだろ?」
雅はももかの顔を覗き込んで笑顔でいった
「うっうん」
ももかの顔が赤くなる・・・
「でっ話はそれだけ?」
「えっ・・・まぁ」
「ふ~んじゃあな。ももか」
「えっ?」
「可奈のダチだしさ・・・お前も雅でいいから」
雅はそういって階段を下りた
「どうしよぉ」
ももかは暑い顔を抑えていった
「好きになっちゃった」
あたしはこんな事しらなかったけどさぁ
でもこれはあたしの計画だよ?




























いつかバレそうだね。
いつもと違うキャラで楽しい^^