あたしはなんかわかんないけど気持ちがモヤモヤした

すぐにももかからメールがきた。

雅と付き合う事になった・・・ってさ

次の日雅とももかは一緒に学校に来た

「えっ？」

「なんでぇ」

「雅って可奈狙いじゃなかったのぉ？」

教室がざわめく。

そらそうだろう。雅はモテるもん・・・

「可奈」

ももかが雅とあたしの席に来た

「おはよ」

ももかは雅とつないだ手を離さずに言った

「おはよ」

別に傷つかない。だってあたしは・・・

２人から目をそらす。

「おはよ。可奈」

雅が言った

「・・・」

「おはよう」と言えなかった。雅は何も悪くないのに

そんなあたしの様子を雅が悲しそうな目で見た

そんな目でみないでよ・・・

「可奈」

あたしに凛華とその友達のゆうみが話しかけた

「・・・何？」

「ちょっと話さない？」

「うん・・・」

あたし達は教室を出た。

「どういう事なの？」

凛華が言った

「高山と付き合ってたんじゃなかったの？」

ゆうみも言う。

「あたし許せないの。高山の事好きだから・・・」

ゆうみが言った

「うん。うちらも可奈だったら可愛いし優しいし許せるんだけどさぁ」

「やだよ・・・だって相葉だよ？」

ゆうみが震えた声で言った。

「おはよぉ3人さん」

ありさが来た。

「ありさ」

「どうしたのすごく深刻そうじゃね？」

「あのね・・・高山がももかと付き合う事になったらしいの」

「えっ？」

ありさが驚いた声で言った

「許せないよねぇ」

「うちら可奈の味方だし」

「でもまたイジメはヤバくね？」

凛華が言った

「うん・・・」

「イジメはもう幼稚だってぇ」

「えっ？」

「シカトでしょ」

いけない事だってわかってる。

でもあたしはももかが嫌い・・・

雅はちがう意味で好き。

でもきっと雅といる所をももかはあたしに見せつけたかったんだよ・・・

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