原爆の日
- カテゴリ:日記
- 2011/08/06 07:22:44
今日8月6日は広島に原爆を落とされた日。広島ではその時刻にサイレンが鳴って黙祷することになっていた。ばたばたしていると忘れてしまうこともあったけれど。
私の義母は直近で被爆している。ダンナは被爆2世だから,子供達は三世。ルパン三世ならともかく被爆三世だと関東の人からは「あら、かわいそう!」などと言われて、「へ?」と思ったものだ。
広島では身内に被爆者がいるのはざらだったから、あまり気にしないのだけれど、知らない人から見たら被爆者は汚染牛と大して変わらない物なのだろう。
私の親は戦後に広島へ住んだので被爆者ではないが,私は子供の頃から住んでいるので汚染された環境にずっといたことになるのだろうか・・・・まあ一応元気ではある。
義母も年相応に元気だが,同じく被爆した親戚は50代で癌になった人が多いので,影響があると言われたら「そうだろうなぁ」とおもう。確かに「すぐに影響がある」わけではなかったけれどね。
原爆なってなければ良かったとも思いますが、
狂気に走っていた軍国主義の日本を
止める手段が他にあったかどうかは
分かりません(苦笑)
今も、つらい思いをしている人がたくさんいますよね。
目に見えない放射線の恐怖と、将来への不安。
Necolaboさんのコメントにもあるけど、福島県では
ところどころ線量の高いところがあったり
低くても本当に安全なのか、特に小さい子がいる家では
親として悩みの多い日々を過ごしている人が本当にたくさんいます。
まして、戦争・原爆・・と経験してきた方々は
すべての人から見捨てられたような辛い思いを長年抱えているのでは
と思います。
人類が平和ですべての人が安心して暮らせる世界を
作っていくために、私たちは決して忘れてはいけないんだと
改めて思いました。
広島県民が今もそんな待遇を受けているとは知りませんでした。
進歩しない日本人、何だか恥ずかしい気がします。