雪溶けた木漏れ日の春 今はこうしてまた出逢えた君と花見をしてる
誰もいない特等席 三日月見守る夜空 桜吹雪の下

再び出逢えたふたり 逢瀬した君の姿 今も変わらず綺麗だねって
今宵 桜並木の下 座った僕の前に身体預け座った君の姿
月光に照らされて その姿が愛しくて抱きしめた それでも何故か感じるんだ
もうここにはいない筈の君の温もりが…

桜吹雪咲き乱れる桜並木の下でふたり 優しい顔して夜空見上げてる
この時が2人を包み込んで 永久に時が止まればいいのに
ひらひらと舞い散る桜の花弁達 美しさの本質は「儚い」からこそあるんだね
でもそんなモノは散り際の悲しさでしかないから 今はただ
この景色を君の姿をただ記憶に残して色褪せずに共に生きてゆこう

大切なのは美しかった「過去」じゃなくて待ち望んでる「未来」でもなくて楽しめてる「今」なんだ
卯月の今宵 帰ってきてくれた君に僕は嬉しくて泣きそうになった

君に逢えた事が嬉しくて楽しくて それでも君との想いは色褪せずに君とみるこの景色が幻とは思えなくて
ただ今は君といられる事が胸一杯で君が還る時が来るまでに渡すモノがあるから それまでは…

せめて今宵しか逢えぬと言うなら「桜の中 2人で桃源郷にいる居心地で楽しもう」って
翳った笑み浮かべながらもその顔は嬉しそうな顔をしていたね
その顔をみていればこの先もヤっていける様な気がしたけれど それはもう無理な未来だったんだ
だからその笑顔が余計に僕の心を焦がして苦しめるんだ

桜吹雪咲き乱れる桜並木の下でふたり 優しい顔して夜空見上げてる
この時が2人を包み込んで 永久に時が止まればいいのに
ひらひらと舞い散る桜の花弁達 美しさの本質は「儚い」からこそあるんだね
でもそんなモノは散り際の悲しさでしかないから 今はただ
この景色を君の姿をただ記憶に残して色褪せずに共に生きてゆこう

あの時 言えなかった言葉 今なら言えるだろうか？それでも
この逢瀬の時は終わりを迎えてしまうから 言うべき時は今だから…

桜吹雪咲き乱れる桜並木の下でふたり 優しい顔して夜空見上げてる
この時が2人を包み込んで 永久に時が止まればいいのに
ひらひらと舞い散る桜の花弁達 美しさの本質は「儚い」からこそあるんだね
でもそんなモノは散り際の悲しさでしかないから 今はただ
この景色を君の想いを抱いて過去にしない日々を色褪せずに共に生きてゆこう

ここに残されたひとつの想い ここで巡り逢えた「奇蹟」
立ち止まったままで先も前も向けないでいたんだ
この君に遺した想いは抱きしめたままで爆ぜる事もなく散ったから
同じ過ちを二度と繰り返さぬように君に告げたんだよ
「君が好きだって 今も想ってるから」って指輪を渡したんだって
それでも君は何も言わず涙浮かべ微笑んで「ごめんね」そう言って夜空に消えたから
君を想う気持ちに偽りはないのに 信じたままで 答えは出ないままで

答えのないままで消えた君の心は分からないままで
この景色の中 分からない想いで 君の名を叫ぶ 日が射した先に涙は流れた

答えも心も分からないままで…
それでも まだ…