あんたが好き 2話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/05/18 09:46:33
<新しいクラス>・・・翔矢
俺は嵯峨 翔矢。
はっきりいって俺はモテる。
俺に落とせない女はいない。教室に入ると女子どもが叫ぶ。
「うるせえよ。てめぇら」
俺は言った。はっきり言って気持ちい。
席に着くと隣には無愛想な女が座ってた。
俺の事をじろじろ睨んでる。
「何なわけ?」
「別に」
こんな女初めてだ。
「かなぁ」
女の友達らしき人が来た。
「あっあたし叶 みゆっていいます。でもニックネームは姫なんで姫でおねがいしま~す」
「あっそ」
このみゆとかゆう女は結構可愛い。
でも興味ねぇ。
「あんた名前は?」
「なんで教えなきゃ駄目なの?」
「俺が嫌い?」
「石野 かな」
「翔矢ちゃ~ん」
啓太だ。俺の心友・・・
「なんだよ」
「可愛い女の子と何話なしてんの?」
「うっせえな」
「俺荒井 啓太ね」
「あたしはかなでよろしく」
一瞬ビビった。こいつ普通にしゃべれるんじゃん。
「うちはみゆ。でも姫って呼んでよねぇ」
「了解」
「席つけぇ」
担任が入ってきた。
「やべっ」
みんながいっせいに席に着く。
「ねぇ翔矢」
いきなり石野 かなが話しかけてきた。
「何?」
「シャーペン貸して?」
「は?」
「わすれたの」
「はい」
俺は適当にシャーペンを一本渡した。
「サンキュー」
姫は確かに可愛い。でも俺はかなのほうが可愛いと思った。




























みたいねぇ(*^。^*)