らんなーさんからのバトンです


【第１章】　失われた四季の街　　（writen by ちゃるさん）
http://www．nicotto.jp/blog/detail?user_id=&aid33599365


【第２章】　飛行艇　（writen by らんなーさん）
http://www．nicott.jp/blog/detail?user_id=611757&aid=33610024


【第４章】　カボのワナ（writen by k.kenkenさん）
http://www．nicotto.jp/blog/detail?user_id=209261&aid=33626938  


【第５章】耳（writen by らんなーさん）　
http://www．nicotto.jp/blog/detail?user_id=611757&aid=33635627 


【第６章】（writen by ゆめさん）
http://www．nicotto.jp/blog/detail?user_id=71405&=33651775


【第７章】お告げ（ｗｒｉｔｅｎ　ｂｙパゴットさん）
http://www．nicotto.jp/blog/detail?user_id=57302&aid=33660086


【第８章】告白（ｗｒｉｔｅｎ　ｂｙちゃるさん）
http://www.nicotto.jp/blog/detail?user_=3898838&aid=33687163






すたいんの魔法により逃げたヒロ。
取り残された魔王とカボは呆然としてその場に立ち尽くしている。
しばしの沈黙ののちタメイキをつく魔王とカボ。

魔王「おい、逃げられたな・・・」

カボ「ええ、まんまと・・・です・・・」

魔王「早急にあ奴を追え！手下を何人使ってもかまわん！急げ！」

カボ「あ、ハイ！あ～でも今日部下は仕事の後飲み会らしいんですよねえ。
　　　すぐ捕まらなかったらみんな残業つきあってくれるかなあ・・・」

魔王「残業ぐらい何とかせい！ただし残業手当てはナシだぞ！」

カボ「ええ！！セコッ！！無理ですよお、今時の若者が無給で残業なんか
　　　しませんって～！」

魔王「カボ、最悪お前ひとりで何とかするのだ。
　　　　そうじゃ、お前も女。お前が色気を使っておびきよせ
　　　　捕らえれば良いではないか？」

カボ「ええ！！私が色気って・・・・。どこにそんなもんが？
　　だって私色黒だし、体はカボチャみたいに太ってるし、無理ですよ～！！」

魔王「ええい、つべこべ言わずにさっさと追うのだ。
　　　ワシはこれからメシ食ってひとっぷろ浴びてビール飲むから
　　　捕まったらワシの携帯に連絡するように。では頼んだぞ！」

カボ「ええ～！そんな無責任な！アンタそれでも上司か！！
　　　あー行っちゃったよ。どうしよう・・・。
　　　でも何とかしないとあの勇者と賢者にせっかく苦労して
　　　四季を奪った街を台無しにされてしまう・・・。
　　　
　　　でも勇者って初めて見たけどちょっとイイ感じの男かも。
　　　魔王が言ったように誘惑できたらなあ・・・。

　　　ハッ、私ったら何考えて・・・！！

　　　とにかく奴を追わなくちゃ！！えい、美女に変身・・・。
　　　うーむ、でもモトがモトだけに限界があるなあ・・・」


というわけで、勇者ヒロ（仮名）を追うべく、自分なりのできる範囲での美女に
変身したカボ・・・。

勇者ヒロ（仮名）はどこへ？

そしてヒロを追うカボは横暴な上司への憤りを感じつつ任務を全うできるのか？



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（強制ではありません）

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