Nicotto Town


姫的姫道❤姫life


あんたが好き 7話

<恋>・・・かな

あたしは次の日重い足どりで教室に入った

気まずい・・・

「おはよぉ」

「あ~かな。おはよう」

「みゆ・・・おはよう」

「昨日はごめんね」

「何が?」

「あれわざとでしょ?」

「あ~いいの。いいの。翔矢とはうまくいった?」

「・・・うん」

ちょっとみゆが頬を染めていった

・・・ガラガラ

翔矢と・・・啓太

「おっす」

翔矢が机に鞄を置いた

「かな」

「なっ何?」

啓太に話しかけられて振り向く

「ちょっといい?」

「うん・・・」

あたし達は教室を出た

「昨日はまじごめん」

「えっ?」

「急にあんな事して・・・」

「あっいいよ・・・うん」

「かなと気まずくなんのは嫌だしさ」

「いいの。初めてだったからちょっとびびっただけ。ほらっあたし可愛くないし彼氏とか恋とかよくわかんないんだよね」

「かなは可愛いよ」

「えっ?」

「俺だって嫌いな奴にキスしたりしないから」

「・・・どういう意味?」

「そろそろ教室戻ろうぜ」

スルーですか・・・

でもほんの少しうれしかった。「可愛い」なんて嘘でも言われた事なかったから

「ごめ~ん。抜けて」

「えっあっうん。いいのいいの」

みゆが少し焦って言った

「席につけぇ」

先生が入ってきてみんなが席についた

「昨日啓太と何かあった?」

「へっ?」

「いやっなんとなく」

「ってかあんたこそ昨日みゆと何かあった?」

「別に・・・」

翔矢はそういってあたしから目をそらした

あたしは啓太の背中を見た。

そんとき翔矢があたしの事みてたなんて知らなかったんだ。

「か~な」

みゆが着た

「みゆ」

「ちょっと屋上行かない?」

「いいよぉ」

あたし達は屋上に向かった。

風がとても気持ちよかった。

「啓太と昨日どうだったの?」

「えっ?」

「なんか様子へんだったしさ」

「何もないよ」

あたしはみゆから目をそらした

「みっみゆこそどうだったのよ。翔矢とは」

「うん。いい感じだったよ・・・」

みゆが少し悲しそうに言った

「かなはさ翔矢の事どう思ってる?」

「は?あいつ?うざい奴かな・・・俺様ぶってんのがむかつく」

「そっか・・・あたし頑張る」

「えっ?」

「翔矢もう少しで手に入れられそうだから」

「うん・・・」

「かな。応援してよ?」

「あたりまえ・・・じゃん」

#日記広場:自作小説

アバター
2009/05/23 15:47
応援!
ウチも素直にできたらなぁ
アバター
2009/05/23 12:04
やぁぁぁぁぁぁ㋐ぁぁぁぁぁぁぁぁんっ☆



みゆちゃんこわぁーい(*^。^*)
アバター
2009/05/23 11:51
応援!
私もしたいな~❤



Copyright © 2025 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.