あんたが好き 10話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/05/25 16:23:14
<告白>・・・翔矢
・・・プルルルル
俺はかなに電話をかけた
「何?」
「あっもしもし?俺、翔矢だけど・・・」
「どしたの?」
「いいたい事あっからお前の家の近くの公園にいるから」
「えっ?」
「じゃあ」
「えっちょっと・・・」
・・プープープー
しばらくしてからかなが来た。
「これ・・・」
かなが俺に缶ジュースを手渡した
「コーラでよかった?」
「おぅサンキュー」
「ってか何?急に呼び出して」
「かなはさ気になる奴とかいる?」
「えっ?」
かなの顔が急に赤くなった。
「もし俺がお前の事好きっていったらどうする?」
「ぶん殴る・・・とか?」
「うわっこぇ~」
「でもまずありえない」
「だよな」
「んでなんなのよ話って」
「好きになってもいい?」
「は?」
予想通りの反応・・・
「駄目か?」
「うん無理」
かなが笑顔で言った
「っていうかあたしも暇じゃないの。つまらない冗談やめてくれるぅ?あたしはあんたが早くみゆとくっついてほしい。みゆすごい本気なんだから・・・あんたの事。ちゃんとみゆの気持ち答えてあげてくれない?」
ありえねぇ・・・俺のまじの告白を冗談で片付ける馬鹿女がいるか?
あ~もう知らねぇ。
「んっ」
俺はかなにキスした。
「ちょっと馬鹿。やめてよ」
かなは俺の体を押した。
「痛ってぇ」
「あんたがわるいんだから」
かなの顔が真っ赤。ちょっと潤んだ目がすげぇ可愛い。
「冗談とかじゃねぇから」
「じゃあ断る。あたし啓太の事が好きなんだと思うから・・・」
「まだ返事出すな。もう少し考えろ」
「いくら考えても答えは同じ」
「あっそうですか。じゃあ啓太にこの事言おっかなぁ~」
「駄目」
みゆが本気の顔で俺に言った。
「啓太には言わないで・・・今の関係崩したくない」
「じゃあ俺と付き合って」
どんなやり方でもいい。ただかながほしかった・・・




























無理やりってヤダなぁ~
こんな人イヤぁ
キスした!!勇気あるね~
ん??
これ、10話目だよ!?