あんたが好き 14話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/05/27 19:49:27
「翔矢~どう思う?」
「だからなんで俺に聞くの?」
「あんた男でしょ?」
「好きな奴と一緒にいれたらそれだけでいいって・・・」
翔矢があたしから目をそらした
「だよね~やっぱ定番の白ワンピかなぁ・・・」
翔矢はあたしにとってなんでも相談できる男友達になった
みゆとはまだあれっきり。
クラスの女子はあの後あたしに謝ってきた子が何人か・・・
「んじゃ一緒に買いに行く?」
「へっ?」
「俺がコーデ選んだろ」
「まぢ~?」
「おぅ」
「やった~。早速明日行こ」
「どこに行くの?」
啓太だ・・・やばっ
「え~何の話かなぁ?」
あたしはごまかそうとした。
「翔矢とそんな仲良くすんなよ。焼きもち焼くだろ」
啓太があたしの耳元でボソッと言う
「うん」
可愛い~啓太プリティ~
次の日あたし達はファッションビルの前で待ち合わせした
「わりぃ。遅れた」
翔矢の私服は初めて見た・・・いっつも制服だったしさ
かっこいい。こいつオシャレじゃん
「あれ?今日お前可愛くね?」
「えっ?」
あたしはサロペットを着てヘアスタイルはおだんご・・・
まぁどうせ翔矢の事だろうからお世辞なんだろうね
「じゃあ翔矢。あたしを可愛くして下さい」
「まかせとけ」
それからあたしと翔矢はお店の中に入った
「こんなんどうかなぁ?」
「う~ん・・・こっちのがよくね?」
「あっほんとだ~可愛い」
翔矢は本気で選んでくれてその服がすごく可愛かった
あたし達はベンチでクレープを食べてた
「おいしい~」
「ちょっと待ってて?」
「は?」
「ちょっとだけだから」
翔矢はそういってどっかに走っていった。
1人でクレープとか・・・むなっ
「ごめん」
「帰ってくんの早ッ。どこ行ってたの?」
「まぁ許せ」
翔矢はそう言ってあたしの頭をポンッと叩いた
「じゃあ帰る?」
「おぅ」
翔矢はあたしを家の前まで送ってくれた
「今日はありがと。以外に楽しかったし」
「は?お前以外とか余計だし・・・」
「んじゃバイバイ」
「待って」
翔矢があたしの手首をつかんだ
「ん?」
「はい。これ」
あたしは翔矢から小さい紙袋を渡された
「えっ?何?」
「プレゼント」
あたしはそれを開けた
そしたらハートのすごい可愛いネックレスが入ってた。
「何これ?めちゃ可愛い」
「お前に似合うと思ってさ」
「ありがと~」
「じゃあな」
そう行って帰っていった
翔矢のくせにかっこつけちゃって・・・でも可愛いな~
あたしは翔矢から貰ったネックレスを見てクスッと笑った




























でもぉ、かなってもしかして翔矢のコト好きになっちゃう的な?
二人とも照れてますな~w
おいおいww