Nicotto Town


錆猫香箱日和


夏を感じる瞬間~王子様と扇風機~

来月で3歳になる最愛のにゃんこ、王子ちゃまはとても暑がりです。

女の子のような可愛いお顔なのに、

6キロある大きな体は野性味溢れていて、

もっふもふ毛皮は思わずウットリするような柔らかさ。

ああ、もうたまらんね~!何て素敵なの~!

と暑苦しくベタベタするおバカな飼い主・・・いえ下僕である私に

「あーこの人鬱陶しい」と言いたげに目を細めるウザ顔がまた萌えます。

そんな鬱陶しい下僕に対する王子様の夏のお仕置きがありまして

「扇風機の風を下僕に恵んでやらない刑」

をここ連日王子様が絶賛施行中。

まず、ふいいいいいんと快調に首振ってる扇風機の前に王子座る。

扇風機は危なくないように扇風機カバーを被せてあるんですが

王子、首降ってる扇風機をカバーの上からガシッと両前脚で掴む。

6キロの猫に掴まれて、ぶぶぶぶぶ・・・・と首振れなくなる。

王子、顔面に扇風機の風を独り占め。

白いお髭が扇風機の風を受けて後ろに強くそよぎ、

ピンとたったお耳と丸い後頭部は真剣そのもの。

あああああ、もうこれだけで卒倒するほど可愛いんですが

そんな王子にあえてクレームをつけます。

「あの、私のとこまで全然風がこないんですが・・・。」

と、「プクル?」と言いながら振り向く王子。

振り向いた瞬間、扇風機を掴んでいた力が緩むのか

王子、扇風機に両手をかけたまま、上半身扇風機と一緒に回っちゃう!

さながら扇風機とダンス、ダンス!!

あああああ、白い扇風機と白い王子が踊る姿は

まるでディズニーのアニメで王子様のキスで魔法が解けた

扇風機姫(そんな姫はいません)とのお城の舞踏会で踊ってるかのよう。

しかも王子、扇風機姫に両手をとられ、姫にリードされて右、左・・・。

これを見ると扇風機の風に当たれなくて暑いことなどしばし忘れてしまう。

王子が扇風機掴むのはちょっとコワイから

今年こそダイソンの羽なし扇風機買わなきゃ、と毎年思うんだけど

羽なし扇風機じゃ、王子と扇風機姫(だからそんな姫いませんてば)

のダンスを見られなくなるので、毎年扇風機について悩んでおります。



王子ちゃま、そういえば去年は扇風機一台壊したっけね・・・・。

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