行ってみたい時代について
- カテゴリ:レジャー/旅行
- 2012/09/11 00:10:50
いつも訪問していただいてる皆様は何となくお気づきかと思いますが
私は食べることが大好きです。
ええ、もう意地汚いと言ってもいいくらいで
朝食を食べながら
「今日はランチ何食べようかな~!
ランチちょっと安いのにして
オヤツは今日は奮発してシュークリームとケーキ両方食べちゃう?
で、夜は昨日の煮物の残りとあと冷蔵庫にある野菜で何かつくろうかな~」
ともう朝から晩まで食べ物のことで頭がいっぱいなダメな私です。
今日はね、秋刀魚安くなったかなあなんて
期待しつつスーパーに行ってお魚コーナーに直行したら
ブリのアラがひとパック¥298がタイムセールで半額になってまして
それ見た瞬間アドレナリンがドバッと出ました。
しかもブリのアラの他に、サバの切り身のパックも¥358が半額!!
奥さん、半額ですよ、半額!!
この半額という文字に心踊らない女はいないと思います。
ブリのアラのほうが安いですが、
もし買ったら絶対ブリ大根にする!!
でもそうなると昨日の煮物と煮物同士でダブっちゃうじゃない!!
じゃあサバのほうの半額にする?
それだと家にある煮物とサバの塩焼きで丁度いいよねえ・・・。
というわけで、断腸の思いでブリのアラよりサバの半額を選んだんですが
野菜コーナーに行って大根が¥100なのを見て
私は慌ててお魚コーナーにとってかえし
¥358サバ半額を冷蔵ケースに戻し
ブリのアラ半額をお買い物カゴにぶっこみました。
浮気してゴメンねえ!!
最初に見た瞬間にトキメキを感じたのは
サバ君じゃなくてアナタのほうだったのに!!
しかもよく考えたらサバ¥358が半額って
そもそもそのサバ、正価の値段が高すぎるじゃん!!
あっぶねえ、半額の文字に釣られてあやうく騙されるとこだった・・・。
ああ、もうすごくスリリングな夜でした。
でね、今でこそこういうスーパーでのスリリングかつ
充実感溢れるお買い物を楽しんでる私ですが
まだ家を出たばかりの20代の私はアホでして
こういう毎日のスーパーのお買い物の楽しさに全く気がついてなかった。
今だったら近所に何件かあるスーパーの食品のそれぞれの底値を
記憶しておいて、何件かスーパーとか個人商店を回って
一番安いところでその日の目的のものを購入するんですが
家を出たばかりの20代の私は底値だとかタイムセールになる時間とか
全く気にせず、ただただseiyuだけを安いと信じて
seiyu一筋でお買い物してたんですよ。
何でもかんでもセイユーが地域で一番安いなんてありえないから!!
そして今ほどは料理のレパートリーがなくて
買った食品使いきれずにダメにしてしまうことがかなりあった。
20代の自分に会いに行けるなら
もうこんこんと説教して特売品を買う快感を説き
大根だのキャベツだのセロリを
美味しいうちに使い切る献立を教えてあげたい。
それができていたらもっとお金だって節約できてたし!!
調理の仕方を知らないので使い切れなくて
無駄になった食材の損失を考えると今でも勿体無いと思います。
ところで、友達が少なくオタクの私は共感する相手が2次元の人でして
モーニングという雑誌の『きのう何食べた?』という
よしながふみさんの漫画を読んで激しく同意しております。
よしながふみさんは『大奥』という漫画が有名ですが
『きのう何食べた?』は
40代のゲイのカップルの日常を描いた、ほのぼのお料理漫画です。
主役のシロさんとケンジのやりとりが可愛らしく、
ゲイの日常が時に切なく描かれており
シロさんのお料理レシピもかなり参考になります。
(しかしモーニングって『クッキングパパ』とか『美味しんぼ』とか
料理漫画がやたらと多い気がする・・・。
読者は独身男性なのに何故お料理漫画なのかしら・・・)
あ、あとたまに『BANN FISH』という漫画を読み返すたび
主人公のアッシュ・リンクスにそっくりな
私の永遠のアイドル、リバーフェニックスを思いだして
「ああ、せっかく書いたファンレター、リバーが生きてるうちに
一度でも出しておけばよかった~!!」
ってっすごく後悔してしまいます。
吉田秋生さんが「アッシュのモデルはリバーフェニックス」と言ってる
主人公のアッシュも最期に英二の手紙を読みながら
まるで楽しい夢でも見てるみたいな安らかな顔で死んでますし。
ジャニス・ジョップンじゃないけど
「愛は生きてるうちに」ですよね。
食いモンは鮮度のいい一番美味しいうちに、ね!