Nicotto Town



桜月

白粉化粧 咲き初めの花 優雅に散りては 春を待つ
幽玄に待つ下弦の月 滔々と待ち望んでは揺らり消える雪の匂い


君は待ってと追いかけた その先に何があるのかも知らずに
ふわりふわり 浮かんでは消える 夢と朧げな真実の狭間

しゅるりしゅるりと音を立てては消える 消える焔と影
真っ暗な闇に覆われては また東雲の刻に照らされてる頭と酒
眩くも何処かもどかしげな意味を含めては 繰り返す繰り返す
道標さえもなくなっては消える 形さえも虚ろげな桜


欠ける月に交わす杯 一時の夢を語り明かしては微笑む
今も昔も そしてこれからも変わらない 共に繋がる月と日

しゅるりしゅるりと音を立てては消える 消える焔と影
真っ暗な闇に覆われては また東雲の刻に照らされてる頭と酒
眩くも何処かもどかしげな意味を含めては 繰り返す繰り返す
道標さえもなくなっては消える 形さえも虚ろげな桜


垂れた雫が 溜まりとなり 川となり 海となる いずれは空へと還る
輪 廻 転 生 いずれは全て元通りと化す それまでは・・・

しゅるりしゅるりと音を立てては消える 消える焔と影
真っ暗な闇に覆われては また東雲の刻に照らされてる頭と酒
眩くも何処かもどかしげな意味を含めては 繰り返す繰り返す
道標さえもなくなっては消える 形さえも虚ろげな桜


白粉化粧 咲き初めの花 優雅に散りては 春を待つ
幽玄に待つ下弦の月 滔々と待ち望んでは揺らり開く桜の莟

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2013/03/05 01:33
こんな詩が書きたかったのです 満足




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