好きすぎて・・・ 2話
- カテゴリ:自作小説
- 2009/07/31 19:55:27
「れ~み」
「あらっ和也」
「あっ和也様」
和也はあたしのいいなずけ・・・
つまり彼氏。
好きか?って聞かれたらよくわかんない。
あたしは恋なんてした事ないし・・・
和也もあたしと似てる、いやっ違うか。
有名な医者の息子で結構カッコイイ
さわやか?なイケメンって感じ・・・
黒髪がなびいてて顔は整ってる。
あ~なんか医者の息子って感じ。
言い忘れてたけどあたしは茶髪の胸下まである髪を巻いてる。
いわゆるお嬢様なんじゃない?
和也にドキドキした事はない。
でも嫌いじゃない・・・いつもあたしの事思ってくれてるから
「今日夜ディナーでもどう?」
「いいわよ」
あたしは笑顔で言った
「和也様とれみ様って絵になるよねぇ~」
「なんか割って入れない感じ」
「うんうん」
プルルルル
「はい」
『れみ?今日午後から打ち合わせはいったけどどうする?』
マネージャーからだ。予想はしてたけど・・・
「今日?」
『うん、断る?』
あたしは和也を見た
「俺のことは別にいいよ?」
「大丈夫よ」
『わかった。じゃあ7時に迎えにいくわ』
「はぁ~い」
「仕事でしょ?」
「うん・・・ごめんね?」
「いいよ。れみが頑張ってるから」
「ありがと」
「れぇみぃ」
「あっまき、おはよ」
まきはあたしの親友。
同じモデル仲間で親同士も仲がいい
あたしと同様有名財閥の娘
「あれぇ?ラブラブ中だったぁ?ごめんねぇ」
まき見た目はキャバ嬢って感じ・・・
でも性格はよくて大好き
まきにだけは素でいられる
「いいわよ。別に・・・」
「俺は残念だったな」
「みんな席つけー」
「あっ先生ぇだ」
「またあとでね」
あたしは自分の席で青空を見上げた
恋に興味がないわけじゃないの・・・
誰か教えて、恋って何?
この時まだあたしはあいつの事知らなかった
あたしの運命の人-
すっごいコトになりそーっ
それは誰だっ・・・←