王子(お尻にチョビットだけ)負傷スル
- カテゴリ:ペット/動物
- 2013/04/09 01:37:24
今日は夜はちょっと涼しかったけれども
強い風もやみ、過ごしやすい夜だったので
ゴハンをもらいに尋ねてくる野良にゃんも多く
(我が家は何故かこの近所の野良猫のまかない処として
猫たちに認知されてるらしく、毎日いろんなコがゴハンもらいにくるのです。
あ~、あの嵐でも無事に過ごしたんだねえ~!(私)
うん、そりゃあ無事だよ。このへんは閑静な住宅街
でガレージも多いから避難には困らないのニャ♪(猫)
ってな感じで嵐の後の無事を確認し、とっても嬉しかったのですが
あ、君、久しぶりだよね~!嵐すごかったね~!
と、ゴハン食べたあとの野良にゃんに王子がいちいち応対にでて、
ゴハン食べにきたにゃんこたちとお鼻をくっつけてご挨拶しようとする。
基本、王子は空気が読めません。
いや、お馬鹿さんではないんだけど
去勢してるせいか、6キロどえんの体に少年の心のままで・・・
でもそんなデカイ猫が「こんにちは~」と言っても
野良にゃんにとっては体がデカイというのは
それだけで威圧的なのでしょう。
王子を見知ってる子は
「相手にしちゃいけえねえ」とすぐ帰ってくれるのですが
今日はあまり見かけないにゃんこが
古参のにゃんこに連れられてまかないを食べに来てまして・・・
王子が「はじめまして~」とご挨拶に行くと
王子のデカさにビビりつつ、
果敢にシャーッと牙を剥き、毛を逆立てます。
王子がちょっと怯んで数歩後退
野良にゃんはパッと身を翻し、
アパートの階段をあっというまに降りて階下の植え込みへ・・・
王子は逃げる野良にゃんをジッと見送り
野良にゃんの飛び込んだ階下の植え込みを食い入るように見つめている。
「ね、もう猫ちゃんはもうどこかに帰っていったのよ。
おうちに入ろう。まめちゃんも心配するから・・・」
と声をかけても、王子は階下を見つめたまま動かない。
あの野良ちゃん、まだあの植え込みにいるのかなあ・・・・
と私がアパートの階段の手すりに手をかけ、
階下をよく見ようと腰を浮かした転瞬
王子の白い体がふわりと宙を舞い
階段を一足飛びに駆け下り、
まっすぐに階下の植え込みへ飛び込んで行った。
止める間もない。
数秒の出来事だ。
ウワオ~!という野太い猫の威嚇の声に我に帰り
私も慌ててアパートの階段を駆け下りる。
王子の飛び込んだ植え込みに駆け寄ると
王子が植え込みから出てきて足元をすり抜けて行った。
白い電光のように。
野良にゃんもすぐに王子を追い、私の横を駆け抜けていく。
こうなると、もうお手上げである。
猫の喧嘩に人間が立ち入ることはほぼ不可能である。
けれども、ついこの間、春の野良にゃん発情喧嘩祭りに
身の程知らずにも参加し、大事なタマタマに傷をつけた王子君だ。
もともと臆病なコなので、ま、今回はうまく逃げるでしょ・・・
今夜は春先なのにまだ寒い。
部屋に戻ってキムチ鍋をつつきつつ、
飲みかけのビールであったまろう・・・と部屋に戻ったその5分後。
外で、たまぎるような悲鳴。
その後
「はやくはやくおうちにいれてえええええええ~~」
という王子の情けない帰宅を告げる、
どこからこんな可愛い声が!!!!!
というぐらい、甘いかわいい~~んスイートボイス!!
あはあ~きゃわいい~んと腰くだけそうになりながらドアを開けると
その甘い声とは裏腹な王子の素早さ。
あっというまに足元を抜け部屋に中に入り
部屋正面のネコタワーを駆け上がってジャンプ、
ロフトもいっきに駆け上がって自分のベットへ!!
「あは、どちたの~王子ちゃま、また喧嘩に負けちゃったの~?」
と声をかけるが反応はなし。
ビシッと壁を睨んで、状況を聞くのは一切拒否の姿勢。
猫はプライドが高いのだ。
まあ、生後2ヶ月で拾い、苦労を知らないボンボン王子が
あんな野武士に太刀打ちできる筈もないが
それでも男の意地というのはあるのであろう。
ま、それでも明日になればまた
きっといいお天気で、アナタは日向の心地よさに
嫌なことは全部忘れてお昼寝しちゃうんだろうねえ
いいのよ、それで。
浮世の嫌なことはお昼寝が全て解決してくれるのさ・・・・。
と、喧嘩の興奮覚めやらず、
タヌキのように太くなった尻尾をなにげなく触ったら
尻尾なのか、お尻あたりが濡れている。
さわった自分の手を見れば、指には赤い血がついてる。
ああ、また逃げそこなったのね・・・。
王子くん、怪我もあるし、せっかくだから時は春
怪我みるついでに3種混合ワクチンの外出と行きますかね(^^)
追記
朝、よく見てみたら
お尻のとこにちょっとだけひっかき傷ができてました。
ま、この前のタマタマよりは痛くなさそうだし
この傷が治ってからワクチン行ったほうがいいかな・・・。