ピーターフォーク主演の刑事コロンボに

とっても卑劣な医者が登場する話がある。

この悪い医者は、精神科医なんだけれど

患者の女性と不倫している。

ある時、女性との待ち合わせ場所である女性の別荘に行くと

不倫相手の女性の旦那がすでに到着していて

逆切れした医者と旦那は当然つかみ合いの喧嘩になるのだが

ワル医者ははずみで旦那を殺してしまう。

ワル医者は、泣き叫びうろたえる不倫相手の女性に

旦那は押し入ってきた強盗に殺されたのだと言えと

警察に嘘の供述をするように女性を説得するのだけれど

この女性、もともとちょっと精神を病んでて医者にかかっててるんだし

コロンボさんの鋭い突っ込みにオロオロするばかりで

あきらかにつじつまのあわない供述ばかり。

コロンボさんはすぐにワル医者に目をつけ

ワル医者はヘビのようにコロンボにつきまとわれ追い詰められる。

このままでは自分が女性に嘘の供述をさせたことがバレる

と焦った男は、自分の不倫相手の女性を殺す決意をする。

男は、女性が寝ている間に繰り返し同じ言葉を聞かせ

そのキーワードとなる言葉を女性が再び耳にした時には

女性が自ら命を絶ってしまうように催眠術をかけてしまう。

そして男はある日パーティにでかけ、

そのパーティ会場から部屋にいる女性に電話をかけ

自殺の引き金となるキーワードの言葉を電話越しに女性に囁く。

と、女性はその言葉を聞いた途端にスイッチが入ってしまい

女性の目の前には真夏のプールサイドが広がり

暑くてたまらないので全裸になり

フラフラと窓辺に近づいた女性の目には

自分のベランダの窓の下には陽光をうけてキラキラした

大きなプールが広がっている。

女性はベランダを乗り越え、

窓の下のコンクリートめがけてダイブしてしまう・・・。



コワイですね、コワイですね～！！



で、この場合、健康に気をつけなくちゃいけないポイントはね

まず、医者を選ばなくちゃダメっていうこと。

医者を見たら疑ってかかるくらいじゃないとダメです。



それから、催眠術。

これは本当にコワイです。

絶対に普段の生活から遠ざけなければいけません。

自分、絶対にあんなん即効かかって秒殺でサビ猫コロリです。



いや、催眠術とかかけられなくても、

自分はひょんなことでコロリと狂人と化してしまうかも・・・

とよく不安にからえれます。

客観的に自分をみても、狂う資質は多分にあると思う。

なるべく日々を楽しく楽観的に過ごそうと心がけてはいるけれども

平凡な日常を装った自分の本当の内面はじつにもろくて

ふとしたきっかけさえあれば、

きっと私の心はナイフで切り裂いた枕の中身のように

空中にバラバラに投げ出されてしまうでしょう。



私はいつか狂うかもしれない





狂った私の目に、世界はどんなふうに映るのか


窓の下に青くきらめくプールサイドが待っているのでしょうか





私はそちら側の世界に行くのが怖い反面

自分が本来住む世界はそちら側のほうが

自分にふさわしいような気もするのです








って自分に暗示をかけてどうするんじゃ・・・・。







まあでもいくらテレビなんか見て

体にいい食べ物とかチェックしてても

病気になるときはなるよね。

だから食べたいもの食べて、酒も好きなだけ呑んで

心の赴くままに生きて

それで心や体が壊れてしまっても

それは仕方のないことだと思う。





健康というお題なのに

真逆な内容になってしまいましたが



明日なんてどうなるかわからないから、

今、この瞬間を楽しめたらそれでいいと思います。

#日記広場：美容/健康