初夏、拝啓 宛名のない君へ
- カテゴリ:人生
- 2013/06/29 03:43:41
夜明けの空、始発待ちを待つ快速急行
曇天に隠れた太陽を見る限り、今日も日は雨らしい
憂鬱にくれてはタバコの煙と共にため息を飛ばす
勘ぐってしまいそうな今日日に思ってしまうのは
日中同じ事を考えてしまうルーティン
鉛色に煤けた街から見える排気塔 漏れた煙を僕らは吸う
赤く染まり拉げたスプラッター張りの屍をみつめて胆を飛ばす
いなくなった故人はとうに風へ消えた 灰となった空に浮かぶ入道雲
そろそろ季節は夏になるらしい 淡い思い出だけが誇りを被った
歪む、きつく病におちた様に狂い出す贖罪
どうやら囀った言葉は難しくて僕がおかしいみたいだ
誰も彼もが助けてくれる訳じゃない 知ってたのに
嗚呼、もう愚痴や妬み、嫉妬を吐き出したって
何も変わらないだろう?
バカみたいにしょげくれては
毎夜、独り言を苛むエトランゼ
鉛色に煤けた街から見える排気塔 漏れた煙を僕らは吸う
赤く染まり拉げたスプラッター張りの屍をみつめて胆を飛ばす
いなくなった故人はとうに風へ消えた 灰となった空に浮かぶ入道雲
そろそろ季節は夏になるらしい 淡い思い出だけが誇りを被った
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- 鵺
- 2013/06/29 03:43
- もうすぐ、もうすぐ夏が始まりますね
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